★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

ストレス発散

2021年02月12日 13時35分05秒 | 徒然(つれづれ)
 誰もが抱えるストレス。
 原因は人それぞれで、その解消法もまたそれぞれだろう。

 手っ取り早いのは飲酒をともなう暴飲暴食か。
 健康的にスポーツで発散という者もいるだろう。
 旅行やそのほかの趣味が解消法になったりもするだろう。

 私にはストレス解消法がない。
 なんとなれば、ストレスが溜まらない、もしくは感じないからだ。

 サラリーマン時代は、多かれ少なかれストレスはあった。
 しかしそれも日にち薬でなんとか解消されていた。

 定年退職後の引きこもり年金生活においては、幸いなことにストレスとは無縁になった。
 ストレスの主な原因は対人関係だろう。
 定年後はそれがほとんどなくなった。

 唯一の対人関係の対象は家内だけだ。
 家内はストレスを溜め込んでいる。
 仕事もせず、毎日引きこもっている旦那と、生活費の足しの在宅校正の内職がその原因だ。
 彼女のストレス解消法は、潔癖症ゆえの日々の執拗なまでの掃除と、私に対する罵詈雑言とひとりごとのような奇声だ。

 かといって、追い詰められることもなく、どことなくユーモラスな感じを受けながら、私は苦笑して聞き流している。
 それで発散できるのなら、それに越したことはない。

 今日もトイレ掃除をしながら、エイ、クッソー、という怒声が、書斎でパソコンに向かう私の耳に聞こえてくる。
 それも夫婦円満ならぬ夫婦怨満みたいなものだと、笑い飛ばせる余裕が私にはまだありそうだ。
 


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懐かしの同窓会

2021年02月12日 13時09分47秒 | 徒然(つれづれ)
 同窓会というものに参加したのは、大学1年の時が最後だ。
 田舎に残っている級友も多く、都会に出た者は夏休みや冬休みに帰省していたので、幹事の一声でなんとなく集まったのだ。

 一番最初の同窓会は高校3年の時に開催した中学の同窓会だ。
 中卒で就職した者も多く、彼らに勧められてその時に初めてアルコールを口にした。
 サントリーレッドをコカコーラで割ったコークハイだ。
 酔いの限度も知らず、口当たりの良さに飲み過ぎて泥酔し、親に迎えにきてもらったのを覚えている。

 最後の同窓会から、もうすでに47年が経つ。
 何年かに1回、その同窓会の案内のハガキが来るが、帰省するのが面倒で無沙汰を決め込んでいる。

 思えば、成人前だった級友もすでに前期高齢者だ。
 孫はもちろん、もしかしたらひ孫がいる者もいるかもしれない。
 鬼籍に入っている者もいることだろう。

 存命のうちに競馬で当てて、もう一度懐かしい「ともがき」に会ってみたいものだ。
 

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