木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

ステンドグラス入りドア 制作開始

2009-06-26 21:39:13 | 木工
ステンドグラス入りドア、ブラックウォールナット材の動きを見ていましたが。
あまり動きがないので、制作に取りかかりました。


反った部分を再度削って平面を出し、寸法取りをして墨を付けました。


角鑿盤でほぞ穴をあけました。
ほぞ穴が深いので、角鑿を元までいっぱい使いました。


ほぞは、ペティーワークが使えないので、ほぞ厚は昇降盤(丸鋸盤)で切りましたが、ほぞ幅は手で挽きました。


ペティーワークを使い出す前は、これでほぞを挽いていました。
信州諏訪の田中米吉作8寸両刃鋸。
もっぱら縦挽きに使ったので、縦引きの方が減っています。


ほぞは、小根付き2段ほぞです。


面腰ほぞにするので少しやっかいです。
胴付きの当たる部分も鋸で挽き、鉋と鑿で仕上げます。


留め(45度)は留め定規をつくって仕上げます。
材が大きく重たいので取り回しが大変です。
コメント
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