木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

集塵機掃除

2009-11-21 22:52:31 | 木工
欅の座卓 構造について方針が決まり、制作再開。
その前に、ふと気がつくと集塵機がいっぱい。
それで、まず集塵機の掃除をする事にしました。


はずしてみると・・・なんと満杯で、木屑がホッパーの上まであふれていました。


このままでは下の袋がはずせないので、十能で上から掘りだしました。


下の袋いっぱいにたまった木屑はちりとりですくい出してゴミ袋に移します。
埃まみれになる作業です。


木屑は、業務用の少し大きなビニール袋4つになりました。
この木屑は近所の人に畑に撒くために引き取ってもらいます。
もちろん自分の畑にも入れました。


機械が使えるようになったので、変更に合わせて脚、貫、蟻残の部材の木取りと荒削りをしました。

ところで、部材を取った後の木ですが・・・

たまりにたまります。
少し大きめな材は次に使うために保存をしますが、細かな材も捨てられないのです。


白太や割れなどがあり使えないものはストーブの薪になります。
鉋屑も取っておくと良い焚き付けになります。
ほぞを切った木片は、前にも紹介しましたが、子どものよいおもちゃや工作の材料として使ってもらいます。
したがって、いわゆるゴミとして出すものは床に散らばった細かな木くずを掃除したものくらいで、ほとんど捨てるところがないのです。
何十年、いや何百年と生きてきて今ここにある木ですから、少しも無駄にはできません。

コメント (2)
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