木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

椅子 その3

2011-07-08 22:38:10 | 木工
椅子の部材加工が続きます。

バンドソーで粗取りした後脚は、鉋で削って左右揃えます。


背板のほぞ穴をあけました。


座板との仕口は、ルーターで粗掘りして、


鑿で正確に仕上げます。


こちらは座板側の切り込み。ここの接合が、この椅子の丈夫さに一番かかわってきます。


前脚、背板、貫のほぞを切りました。


背板は厚い材から削り出します。


墨に沿ってバンドソーで粗取りして、鉋で削って仕上げます。


座板の周囲もバンドソーで粗取りして、鉋で仕上げます。


すべての部材が揃い、大入れを残して仕口の刻みが完了しました。

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