椅子の制作の様子を動画で紹介します。
脚と貫のほぞ組みの大入れ。
トリマーで底の深さを決めた後、穴の側面を鑿で墨に沿って掘ります。
この後は部材をひたすら鉋で削ります。
まず、後脚の側面の仕上げ削り。
鉋は「乱菊」。研ぎ上げて押さえを効かせているので、逆目は完全に押さえられています。
木目も波打っているのでどちらから削ってもあまり変わりません。(本当は削りやすい方向はあるのですが。)
続いて、脚の見付け(前面)と見返し(背面)の曲面を一脚分ずつ仕上げ、
1本ずつ、胴張りに削って仕上げます。
こうして並べるときれいですね。(自己満足です。)
最後は、脚の背面を胴張りに削って仕上げました。
削った後、カーブを定規や型紙で確認することはしません。
削っている時の鉋の感触や削った後を目で見て手で触って、自分の感覚をたよりに揃えています。
そうして揃えた時の見た目ではわからない不揃いが、どことない心地良さを醸し出してくれることを目指しています・・・
なんて言うと格好良いのですが、実は面倒くさいだけだったりして・・・0型人間ですから。
でも、そんな境地に至りたいものですね。
こうして一日、部材の鉋削り。時間があっという間に過ぎていきます。
脚と貫のほぞ組みの大入れ。
トリマーで底の深さを決めた後、穴の側面を鑿で墨に沿って掘ります。
この後は部材をひたすら鉋で削ります。
まず、後脚の側面の仕上げ削り。
鉋は「乱菊」。研ぎ上げて押さえを効かせているので、逆目は完全に押さえられています。
木目も波打っているのでどちらから削ってもあまり変わりません。(本当は削りやすい方向はあるのですが。)
続いて、脚の見付け(前面)と見返し(背面)の曲面を一脚分ずつ仕上げ、
1本ずつ、胴張りに削って仕上げます。
こうして並べるときれいですね。(自己満足です。)
最後は、脚の背面を胴張りに削って仕上げました。
削った後、カーブを定規や型紙で確認することはしません。
削っている時の鉋の感触や削った後を目で見て手で触って、自分の感覚をたよりに揃えています。
そうして揃えた時の見た目ではわからない不揃いが、どことない心地良さを醸し出してくれることを目指しています・・・
なんて言うと格好良いのですが、実は面倒くさいだけだったりして・・・0型人間ですから。
でも、そんな境地に至りたいものですね。
こうして一日、部材の鉋削り。時間があっという間に過ぎていきます。
これでコンパクトデジカメですか? 音もきれいに入っていますね。
私のコンパクトデジカメは10分くらいしか録画できないので、一眼デジカメで録画しています。
職人さんの仕事を見ているのは、なぜか気持ちが落ち着きます。
私も一応「言葉の職人」のつもりで、文章を推敲するのは、鉋がけのような作業だといつも思っています。
私もこれから仕事に入ります。