木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

茶器の制作その後

2012-09-07 22:11:36 | 木工
木工轆轤(旋盤)を使った作業が続きます。
木工轆轤の仕事は勝負?が早い。刳り物ではこうはいきません
ただ、丸いものしかできませんが・・・。



丸いものしかできないのなら、すべて丸くしてみよう・・・・つまり球体です。



ほぼ完全な球体に仕上げ、型紙を使って確認します。


こうしてできた丸棗。
お茶を習ってはいないので、茶器としてこれで良いのか、試作品を、漆塗り教室の岩淵先生に見ていただきました。
結論は・・・棗としては
×



大きすぎて、三本の指で蓋と身を一緒に持ち上げることができないということです。
見ていただいて良かった。


そこで、作り直しをしました。

今度は良さそうです。



ところで、工房裏の崖崩れ。

不気味な地肌を見せていますが、昨日からなにやら測量が始まったようです。
秋の長雨や、台風シーズンを控え、応急対策がなされるのでしょうか・・・。


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