義足のメンテナンス対応の各社間の差異
今回義足の膝を大人用にすることに際して、メーカーや代理店ごとのメンテナンスや緊急時対応に差異があることがわかってきた。
少しまとめておく。
まずはthe-lin。
代理店は東京の田沢製作所。
そもそもが小児用、大人用ともに、大手メーカーさんが融通が利かないことや、微調整が難しいことから、義肢装具士さん自らが代理店契約までして取り扱っているもの。
重いのが難点。
ただ、分解して清掃、再組み立てなどまでフルサポートができるらしく、サービスは花丸。
次、オットボック
代理店はオットボックJAPAN
東京の営業所に予備の義足を揃えており、在庫があれば即日に交換対応が可能らしい。レンタルできるパーツストックが多い。サービスは丸。
最後に、オズール。2000の方。パシフィックサプライさんが代理店。
東京の営業所はあるものの、人だけしかいないような状況。パーツ在庫は大阪本社にしかなく、本社以外ではパーツを手に入れるのに時間を要する。パーツストックが少ない。
なんというか。
膝継手や足部のメーカー。外国製が性能が、良いものがたくさん。それをいろんなところが代理店契約をして、日本でも使えるようにしている。ただ、代理店契約をする際の条件などにもいろいろあるらしく、折り合わずに代理店になれなかったり。無理して悪い条件で契約するとパシフィックサプライみたいにメーカー本社に振り回されたりするんだろう。
今回は、来週中に大人用の義足のパーツを選択する。
特に膝継手。どうなるかな。
娘さんの印象としては。
やはり。重さの変化への適応は少しきつそう。上記の3つのうち、tei-linは特に履いてからフラフラしていたし、5分くらいしても普通には歩けなかった。かなり重いらしい。
あとの2つは逆に平気そう。多分履きこなせる。
残念ながら3R95 や3R60は今回は義肢装具士さんの見立てにより試さず。