Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

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攻殻機動隊-新劇場版

2015-07-17 00:08:17 | お気に入りの「その他」
攻殻機動隊-新劇場版--感想

久々だけど、映画を観たのでレビューを書いてみる。書く気になったのは素晴らしかったから。たくさんの人に見てほしいなと思ったから。
私自身、見る前まではなんとなくだったけど、なんと働き始めてから初めて、映画のパンフレットを買ってしまったくらい。(^^;;

攻殻機動隊
はるか昔、25年前。
わたしがまだ高校生の頃の作品。
たしか大学生の時に興味を持ってみたのが最初。たしか初めて見た時には、あまりの突飛な設定に眩暈がしつつも、引き込まれていく感覚を体感した。電脳のシーンを初めてみて少し酔ったような感じをうけて驚いたのを覚えている。

その攻殻機動隊。
その部隊が成立する前のものがたり。
ずっと話の主人公であり、ヒロインである「少佐」について、様々な物語が明らかになっていく。

企業が国家より力をもち、利益のために国家を利用する。
今の時期に映画館でみると、なんというか、現実ともリンクしてしまう部分があり考えさせられてしまう。

不逮捕特権と法治国家の限界。
それを打破できるような部隊の存在への憧れ。実際にはあり得ないほどの少佐の力。

その少佐の力こそ。0歳児から全身義体であったからこその力であるという設定。
なんというか。この映画の中ではすでに当たり前に、生まれた直後から義体であることがプラスに転じているかのような表現がなされている。
また、義体をあえて長持ちさせず、メンテナンスを必須にして利益を追求するあまり、技術革新を凍結するような力が働くということ。
現代の医療技術や薬の技術にも似た。考えてしまう話も出てくる。

我が娘も、生まれて間もない頃に義肢装具を使うことを選んだ。東京開催に向けて、義肢装具をつけた選手がつけていない選手を超えた力わ発揮し始めている。そして今日、日本は利益追求の波に飲み込まれつつある。

あと25年。
その先にあらためてこの映画を振り返る時、私達はなにをきづかされるのだろうか。
たぶん、今の私には見えていないなんらかのメッセージですら、込められているような気がしてならない。

あんまり、上映している映画館が多くないのが残念だけれども。
是非一度、見てみる価値のある映画かなと。
オススメしておこうと思います。
はい。

以下、映画の紹介記事より


士郎正宗のSFコミックを原作とした人気アニメ「攻殻機動隊」の劇場版。2013~14年にかけて劇場上映された「攻殻機動隊ARISE」シリーズの劇場版となり、同シリーズを手がけてきた総監督・黄瀬和哉、脚本・冲方丁、音楽・コーネリアスといったスタッフが再結集。オリジナルストーリーで、主人公・草薙素子の過去と、彼女が率いる公安9課=通称:攻殻機動隊の誕生を描く。2029年3月、総理大臣暗殺事件という大事件が発生。バトーやトグサら寄せ集めのメンバーと捜査を開始する素子だったが、彼らをパーツ(部品)呼ばわりする素子にメンバーは反発する。それでも、事件の背後に義体開発の行く末を左右する技術的障害「デッドエンド」をめぐる政治的取引や、電脳ウィルス「ファイヤー・スターター」の存在があることを嗅ぎつける素子だったが、捜査の中でつかんだ手がかりが、やがて素子自身の出生の秘密にもつながっていく。















コメント (2)
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