conparu blog

ささやかな身の回りの日常を書き綴ります。
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政局アラカルト

2008-10-05 01:28:00 | 日記
発足して間もない麻生内閣の評判がよくない。
先日の参院での答弁でも、答弁書の棒読みのように素っ気無く、聞いている者の心に響いてこなかった。
どこか、高みからモノを言う押し付けがましさと言うか、荒さが見える。
気になるのは解散権を振りかざして、政局を有利に導こうと言う魂胆がありありと見えること。

その間に皮肉にも、中川国土交通相の妄言暴言で体制に傷がつき、組閣5日目で首の挿げ替えとなりました。麻生総理の思惑と逆行している政局の流れである。

毒米の食用転用問題や、輸入餃子のメタミドホス混入問題、さらには年金改ざん問題の泥沼化等で政権の末期症状に墜している。官僚の腐敗は当然斬って捨てるべきだが、ここに至らしめたのは政官業癒着が根底にあるのだから、永い間政権を担ってきた自民党の責任は重い。

このような視点で政局を見ると、総裁選立候補の神輿担ぎの賑わいが、政党戦略に基づくものと想像がつく。

国民は既に状況を把握しているのではないか。
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