conparu blog

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『驚異の大宇宙』

2011-09-26 22:03:00 | 日記
「光の速度を超える物質はない」絶対説のアインシュタイン相対性理論が危機を迎えている。質量を有するニュートリノが光の速度を超えたと科学者のグループが発表した。
人類が到達した科学レベルは、宇宙レベルで言うなら数%くらいの理解度だろうけれど、宇宙の仕組みもハップル望遠鏡のお陰で随分と分かってきたようだ。

地球レベルでの理論はアインシュタインの超相対性理論で幕となり、これからは新しい宇宙理論が展開していくとすれば面白い。
『物体が光速と同じ速さで移動すれば、時間はゼロになる。』ってことは年をとらないってことだね。素人の我らが考えるのは映画「猿の惑星」のようなものだ。宇宙の果てから地球に帰還したとき、我らは地球を離れた年齢のままだけれど、地球の経年は二万年くらいになっているという塩梅だ。とても住める状況ではないだろうけれど。

物体が光速を超えたらどうなるか。

時間は逆戻りになるそうだ。過去の出来事に遭遇するわけだから、まさしくSF小説が小説ではなくなるってことでしょう。『ロズウェル』も映画ではなくなってしまう。

先日,NHKBSプレミアムで放映された『コズミック フロント~発見!驚異の大宇宙』は素晴らしい映像だった。宇宙に据えられたハップル望遠鏡は、地球から数万光年先の銀河系を映しだしていた。マクロ単位ではあるけれど数万光年前の状態を覗いていることになる。近未来においても『覗いている』範囲を出ないだろうけれど、人類の理知はすでに太古と出会おうとしている。  
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