世界を恐怖に落とし込んでいるコロナウィルス、姿は見えないが歴然とした痕跡を人類史上に留めて、文明以前の不確実な現象への畏怖を植えつけている。天変地異に恐れを抱いた古人のように、ストーンサークルの中に怒りを鎮める祈りを捧げれば、疫病神は退散してくれるのか。
見えないモノへの畏れは、21世紀の現代でも変わらずに引きずっている。今世紀に入って、呼吸器疾患のコロナウィルス、SARSやMERSと言った前例のない感染症がやっと落ち着いたと思ったら、新型コロナウィルスが最後のパンチとばかり人類に襲いかかってきた。人類に対抗するかのように出現したコロナウィルスは、世界に蔓延して人類の知力を試しているのかも知れない。つまりウィルスこそがエーリアンの先遣隊で地球乗っ取りを謀っているのだとしたら、地球部族は一丸になって防御態勢を組まなくてはいけない事になる。今の一国主義、自国優先の体制では太刀打ちできないので、各国が協力してワクチンを開発すべきだと、医療関係者の評論があったけれど、我先に開発の主導権を握って自国に有意な利益を求めるようでは、エーリアンの次の一手を呼び込むことになりかねない。
そもそも新型ウィルスが登場するのは、人類が地球を痛めつけて、地球環境を汚染させてしまった挙げ句の自選作用なので、来た道を辿って浄化装置を埋め込むか、新時代の次元へグレードアップして、全知全能の神の領域へと進化して、生命の根源である太陽に接近するイカロスのように、限りなき飛翔の果てに歴史を完結する展開であろうか。こうなるには後50億年もかかる夢語りかも知れないが、ただ云えるのは地上に妖怪が蔓延っていることである。世界の指導者に間違った針路を示し、手っ取り早く地球を乗っ取る算段が新しいウィルスとなるのかも知れない。
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見えないモノへの畏れは、21世紀の現代でも変わらずに引きずっている。今世紀に入って、呼吸器疾患のコロナウィルス、SARSやMERSと言った前例のない感染症がやっと落ち着いたと思ったら、新型コロナウィルスが最後のパンチとばかり人類に襲いかかってきた。人類に対抗するかのように出現したコロナウィルスは、世界に蔓延して人類の知力を試しているのかも知れない。つまりウィルスこそがエーリアンの先遣隊で地球乗っ取りを謀っているのだとしたら、地球部族は一丸になって防御態勢を組まなくてはいけない事になる。今の一国主義、自国優先の体制では太刀打ちできないので、各国が協力してワクチンを開発すべきだと、医療関係者の評論があったけれど、我先に開発の主導権を握って自国に有意な利益を求めるようでは、エーリアンの次の一手を呼び込むことになりかねない。
そもそも新型ウィルスが登場するのは、人類が地球を痛めつけて、地球環境を汚染させてしまった挙げ句の自選作用なので、来た道を辿って浄化装置を埋め込むか、新時代の次元へグレードアップして、全知全能の神の領域へと進化して、生命の根源である太陽に接近するイカロスのように、限りなき飛翔の果てに歴史を完結する展開であろうか。こうなるには後50億年もかかる夢語りかも知れないが、ただ云えるのは地上に妖怪が蔓延っていることである。世界の指導者に間違った針路を示し、手っ取り早く地球を乗っ取る算段が新しいウィルスとなるのかも知れない。
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