鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

旭化成ケミカルズ鈴鹿事業場見学

2014年04月04日 23時09分14秒 | Weblog
今日は旭化成ケミカルズ鈴鹿事業場に産業建設委員会で見学に行きました。

国内のサランラップはこの工場から出荷され全国に配送されていきます。テレビで亀山モデルがありましたが、サランラップは地名がついていないけれども長く鈴鹿が国内の中心であることは、日常生活に近いところだからこそ目立ちにくいところですが、全国に誇れることだと思います。あと、パンフの下にあるサラン繊維は人形の髪の毛素材として使われているとのこと、こちらも聞いてびっくりでした。サランラップは冷蔵庫が家庭に広がったことと、次に電子レンジが普及したことで生産量も増えていったということで、日本の私たちの生活の変化と関連した製品だといえます。

見学が終わって、旭化成さんは延岡市と連携して地域医療政策にも関係していることから、鈴鹿市でも何らかの連携が考えられないかと考えました。ライフイノベーションの取り組みと連携できないでしょうか。。。

これからは誘致ばかりでなく、また企業規模の大きさに関係なく、鈴鹿にある企業の持つ技術などをより活かせるような取り組みにこれまで以上に力を入れる必要があると思います。そういうまちを目指すから、それに惹かれる人たちが集まるという発想でいくべきだと思います。
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人事異動について

2014年04月04日 18時45分34秒 | Weblog
行政の人事異動は潜在的に大きなリスクを抱えていると思います。このことは何年か前の行革の会議で民間委員の意見にもありました。また身近なところでよく耳にすることに「前の人のほうがよかった」という話があったりします。このことも市民の行政への満足度や信頼感ということから考えると、人事異動がリスクということを表していると思います。かれこれ7年以上鈴鹿市議会議員として活動している自分でも、それ以前に一市民として鈴鹿市行政と関係していたころも含めて、良くも悪くも職員の方々の知識や人格等によって、協働への姿勢や行政の活気・活性化の度合いが違うことを実感しています。
そのようなことから考えることは、鈴鹿市の活性化や次の時代にには課長以上の役職についての配置が重要だということです。その際、内部の人間関係の影響を極力小さく、人事異動によるキャリア形成はもちろんですが、管理職に就くための研修と試験もしくは達成度評価の導入などの検討が必要でしょう。

などと書いても、 人の話に対して気持ちを向けて傾聴する姿勢が見られるかどうかも含めて、 人を見下ろすような態度や接遇態度でない人がまず第一かもしれません。こういうことを書くことになる時点で、まだまだですね。。。
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珍しい一枚

2014年04月03日 14時44分41秒 | Weblog
先日の市民と議員の条例づくり交流会議での一コマ、
分科会でのワークショップの様子です。

普段あまり写真にとられない自分なので、
このような場の写真があるのは珍しいのです。
市外で行われる研修に参加するときは、
研修の内容はもちろんですが、このように他の市町の方々と交流することが、
自分にとって学びを深くさせてくれています。
このような場で得られたものについて、
鈴鹿へのフィードバックは目に見えないものですが、
行動の変容などを通じて行っています。
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チリからの津波

2014年04月03日 08時15分27秒 | Weblog
昨日の朝、チリ沖でマグニチュード8を越える地震が発生、チリで2mを越える津波が観測されたこともあり、けさ津波注意報が発令されました。津波の予想は1mを越えないということで、鈴鹿市にはおそらく影響はないと思うのですが、復興の過程にある東北地方の養殖業への影響が気になります。

チリからの津波に関して、1960年のチリ津波、2010年にもチリで発生した地震で津波が日本に来るなど、地球の反対側の地域でマグニチュード8を越えるプレート型の地震が発生すると、津波のリスクがあることは過去の事例に見えていることです。また、スマトラ沖地震の際もインド洋を渡った地域にも影響があったり、東日本大震災の際も津波は太平洋を渡っていたりと、津波がどのようなものかを考える事例もあります。

リアス式海岸の地域や外洋に直接面している地域と比べ、伊勢湾内の地域である鈴鹿市は古文書などにも津波被害の記述が見られず、津波被害のリスクは非常に低いと考えるのですが、もしもの可能性を考えたとき、私たちはまず一刻も早く海岸線部から遠ざかるように自然地形で標高が高いところに逃げることを考え、そのための取り組みを優先するべきだと思います。

今回の津波の報道は、人によっては東日本大震災の津波被害の記憶をまた想起させることにならないかと考えるのですが、感情的に情報を考えるのではなく、いろいろな情報から先を想像して取り組みを考えることが大事だと思います。
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次の段階に

2014年04月01日 17時36分18秒 | Weblog
3月30日、法政大学を会場に開催された「市民と議員の条例づくり交流会議」に参加しました。
大テーマは「もう一度、何度でも・・  議会改革  見失うな原点、あなどるな傾向と対策」です。


会場には全国各地の議員の方々や、首都圏近辺の市民の方々など多くの人が集まり、議会改革をテーマに研修やワークショップを熱心に取り組まれていました。交流会議には1期目の2年目からずっと参加しており、関わってからかれこれ6年目、その間に東海地方での企画と運営にも携わったり、また議会基本条例の制定などこれまでの鈴鹿市議会の議会改革など、学びを行動につなげられていると感じています。
また今回、議会基本条例が現在のところ全国で約3分の1の自治体議会で制定されていることが報告され、全国に動きが広がっていることが、数字の上で見えてきました。

今回のワークショップでは議会改革の3つの壁として、「3つのカベをどう乗り越えるか」(3テーマにわかれグループ討議@分科会)が行われました。
【第1のカベ】改革をしようという合意ができない・・どのように議会改革の合意をつくっていくか/個別の改革をどう全体の流れへつなげていくかなど
【第2のカベ】改革の中身が深まらない・・どのように改革を実質的なものにしていくか/具体的な中身を決着させていくためのポイントなど
【第3のカベ】改革の成果がみえてこない・・どのようにすれば成果へとつなげられるのか/なんのための議会改革? 成果ってなんだ?など
各分科会の報告からは、それぞれのテーマ、それぞれのグループで熱心に議論されたことが見えてきました。

しかし参加していて気になったことがあります。あくまで自分個人の感覚なのですが・・・。
それは今回の取り組みに参加しているような方々と、残念ながら参加されていない方々と、議会改革について温度差ができてはいないかということです。

端的に書くと、議会改革について議会基本条例の制定をゴールと考えるのか、それとも条例制定は通過点と考えるのかによるものです。
前者のとらえ方をする人にとって、制定するまでの段階での研修は意義があり研修参加への動機付けは強いものがありますが、いったん成立した後は研修に対する動機付けも下がると考えられます。逆に後者のとらえ方をする人にとっては、条例の制定はもちろんですが議会改革に対する動機が強く、制定後もよりよい運用という視点で条例の活用を考えるでしょうから、情報の収集や意見の交流という観点から研修への動機付けが維持されると考えられます。
このような空気を会場から感じたのです。

鈴鹿市議会についても議会基本条例が施行されている状況の中、やはり第三者の視点で市議会が行っていることをモニタリングすることが求められるのではないかと思います。
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ささいなことですが

2014年04月01日 00時19分24秒 | Weblog
移動中の車中での会話です。

40代半ばの男性2人の意見。
「最近の大手スーパーやコンビニはPB商品ばかりになって、
 商品の多様性がなくなって、モノを選ぶ楽しさが減ってる気がする。」

聞いていた20代前半の大学生インターンの女性の意見。
「PB商品はそれを選ぶだけでいいので楽です。」

個人の感覚の違いもあるでしょうが、
世代間の感覚の違いや、現在の大手企業の動きの影響の大きさを感じました。

多様性は中小企業の可能性も広げるはずと思いますから、
些細なことと思えることの中に多様性があるようにすることが、
これからより大切になると思いました。
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