鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

必読では?

2014年04月12日 01時06分01秒 | Weblog
元我孫子市長の福嶋浩彦さんの著書「市民自治」を読んでいます。


読んでいて感じたことですが、書かれていることについていろいろな考えを持つ方はいらっしゃると思いますが、平成26年度に次期総合計画の策定に取り組む鈴鹿市にとって、市民参画で検討委員会を設置するのであれば、その場に参加する市民委員も市職員にも議論に入る前の必読書として配布をしてはどうかと思います。一読して共通の知識として持った上で、議論をしていくほうが議論が深まるのはもちろん、次の時代に向けた政策になっていくと思います。

自分が鈴鹿市第5次総合計画策定の際に市民として関わっていたこと、そして今の鈴鹿市議会議員となった立場、議員としていろいろな自治体の首長さんや議員の方々はもちろん職員の方々と交流させて頂いている現状から思うことです。
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一日が

2014年04月11日 19時00分21秒 | Weblog
今日は市役所でアサリの件について担当課長と意見交換からスタート、
その後、いろいろと整理しなければいけない案件をこなしているとあっという間に夕方・・・
一日が早いです。。。


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女性研究者の報道について思うこと

2014年04月11日 13時09分25秒 | Weblog
記者会見から少し経っていますが、女性研究者の報道について思うことを書きます。
自分自身、当初の発見報道のときには素晴らしいことと思い、素直にこのような研究に携わっていたということは、いろいろな意味で励みになることと感じ、SNSなどにそのことを書いた覚えがあります。だからこそ、今回の記者会見に至るまでのいろいろな流れと、そこで見えてきたことについて、正直がっかりしましたし、同時に、自分自身についても情報をどのようにみて考えるのかの部分で反省するところがあると感じています。

ただ報道については、当初の報道以降の姿勢にずっと違和感を感じています。
時系列は正確でないと思いますが、ざっと「論文発表があった … 女性研究者に注目が集まった … 論文が疑わしい … 実験再現がうまくいかない … コピペ問題 … 論文取り下げの話 … 記者会見」という流れだったと思います。
違和感は発表直後からの女性研究者個人を過度に取り上げた報道からです。「リケジョ」というキーワードや、実験中の服装、実験室の内装などから、過剰なまでに個人に焦点を当てるような報道で加熱していた状況は、論文内容の検証を報道自身が置き去りにしていたような感さえあります。
この個人を過度に持ち上げる報道について、個人的にうんざりした気分を感じていたのです。

そして今回の記者会見。あまり見る気がしなかったので断片的な部分しか見ていないのですが、科学的というよりは感情的な会見で、そのことをことさらに取り上げる報道は、実際のところ、発表直後の報道姿勢となんら変わっていないのだなと感じます。今行うべきことは、瞬間瞬間の感情に流されるような報道ではなく、科学的な視点で冷静に情報を整理し報道することだと思います。
たしかに個人について問題や課題はあるのでしょうが、そのことよりも今回の出来事を取り巻いている報道も含めた「私たち」の問題や課題についても整理することが求められるのではないでしょうか。そのような部分について、今回の報道についても食傷気味に感じているのが今です。

ある社会の出来事について、情報を「発信する人」、「広める人」、「受け取る人」が別々なのではなく全部がつながっているはずです。この中で誰かが絶対の正義で常に正しいということはなく、それぞれの立ち位置での責任はあるのではないでしょうか。
そう考えると、今回の件で自分の反省点としては、「受け取る人」としての自分に「検証」の視点が不足していたことがあります。この点は自分の今の立ち位置にとっても非常に大切なことで、今後より気を付けたいと思うところです。
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あさりのこと

2014年04月10日 18時03分35秒 | Weblog
今日は午前中に三重県の鈴鹿水産研究室に行き、伊勢湾でのアサリの状況と鈴鹿沖での状況、そしてケアシェルを使ったアサリの取り組みをお聞きしました。午後からは、たまたまケアシェルを少し試している方の状況を見に行くということがあったので、実際に船上に同行させて頂きました。

いろいろ考察したものは後日まとめたいと思いますのでここでは感想を。

2012年から他地域で行われているケアシェルの取り組みは一定の成果が見られており、アサリがケアシェルを混ぜた砂の中に幼生が着床、生育も非常によいことがわかっています。鈴鹿もアサリの漁獲地として取り組むことは意義のあることです。今後の取り組みにおいては、ケアシェルを混ぜた砂袋をどこに置くことが適切かなど、鈴鹿で検証する取り組みをまちとして推進してよいのではないかと思います。
また、三重県の伊勢湾岸で鈴鹿はアサリにとって重要な位置づけであるようで、鈴鹿沖の貧酸素水塊がより深く沖にあるときから約2年後に松阪などでアサリが豊漁になるなどの関係性が見られるということです。その理由として、県内の他地域とは違い鈴鹿の漁師の方々は、アサリの漁獲制限を期間と一人当たり量とにかけており、おのことによってアサリの資源保護がされていることが考えられるということです。

これらのことから直感的に考えられるのは、鈴鹿にとってアサリは地域ブランド化できるのではないかということです。そのためにはアサリについて漁獲だけでなく、6次産業の視点と支援を組み合わせるコーディネートが必要になるということです。ケアシェルの件はもちろんですが、6次産業の部分についても担当課とやりとりを重ね、政策につなげるように活動しようと思います。
また別の視点として、ケアシェルの取り組みは海岸線部の小学校、北から長太、箕田、若松、愛宕、白子、鼓ヶ浦の各校で子どもたちによる環境学習の素材としても活用できると考えます。10袋ずつ取り組んで、成果があれば一部は食べ、残りをケアシェルごと放流するなどを繰り返すことが考えられるでしょう。

ともかく、アサリは鈴鹿市にとって地域活性化の素材として可能性があると思います。

※補足:船上の様子です
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土曜授業について

2014年04月09日 22時14分36秒 | Weblog
今日の各派代表者会議では、教育委員会から鈴鹿市内の公立小・中学校における土曜授業実施に向けての取り組みが報告されました。
実施予定はできれば今年の9月から、各学校の学校運営協議会で検討し学校単位で取り組むことを考えている。方向性としては「教育課程内の学校教育として」、「教育課程外の学校教育として」、「スポーツ少年団の土曜活動」が考えられており、実施日は第3土曜日を基本とすることが説明されました。


説明を聞いていて、まず鈴鹿におけるコミュニティスクールや学校運営協議会について地域によってそれらの熟度に差があり、予算の編成や執行権はまだ学校運営協議会に渡されていないなどの課題もあり、今の時点で独自性を持った取り組みを任せるのは難しいのではないかと思いました。

また、コミュニティスクールは鈴鹿市全体として取り組んでいることから考えると、9月から行うのであれば資料にあるような各種少年スポーツ団体やいろいろな事業との調整については、鈴鹿市教育委員会が一義的に行うべきだと考えます。
というのは、平成26年度の事業として会場の確保なども含め進んでいる中ということがあります。少年スポーツであれば中学校部活動は学習指導要領にも記述され学校の管理下にあり、教育委員会の方針で試合などの日程や学校間の調整について融通がききやすいでしょうが、小学生のスポーツ活動は地域の人たちに支えられている活動ですから、年間を通して組まれている日程を変更することはとても大変ですし、学校・地域間の調整も容易ではないと思います。

そのようなことを考えると、9月から取り組むことを教育委員会が考えるのであれば、今年度については教育委員会が土曜授業の試験的な取り組みを市内一律で行うほうが、多方面の調整も考えると現実的だと思います。また、教育課程なのかどうかということについても、一律で教育課程外とするという方針を出すほうがよいのでないでしょうか。そうして1年間の時間を作りながら、各地域・各学校運営協議会の議論に任せるほうがよいと思います。学校運営協議会で議論を行うにしても、ことは子供の教育や育ちに関わることですから、まず各学校のPTAでの議論と意見があり、それをもとに学校運営協議会で議論をするべきではないかと思います。
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議会の受動喫煙防止について

2014年04月09日 20時25分10秒 | Weblog
今日の各派代表者会議で鈴鹿市議会における受動喫煙防止、つまりは禁煙への取り組みが話し合われました。
その前にまず、この4月1日から鈴鹿市役所職員の鈴鹿市役所敷地内での喫煙が禁止になっており、現在は市民の方々や来訪者のために1階と15階にそれぞれ喫煙スペースがある形になっています。その他に議会の委員会室や会派室のある13階に喫煙スペースがあり、そこの扱いを議会としてどうするかということが今日の話の内容です。

この写真の奥に見えるドアの向こうがそのスペースになります。

今回の結論からいうと、これまでと同様に喫煙スペースについて現状維持ということでした。

各派代表者会議での動向について。
この会議には、すずか倶楽部、緑風会、リベラル鈴鹿、公明党、共産党(諸派)、平明の会、市民クラブ、開政クラブ(諸派)から代表者が出てきています。今回の議題については、5つのグループが13階の喫煙場所の廃止に賛成、2つのグループが現状維持、1つがどちらでもよいという意見でした。が、意見の調整がつかない場合は現状維持と先例集※にあるということから、議長の判断で先例に従い現状維持とされました。
傍聴をしていましたが、現状維持ということについての説明責任を問う意見が出たものの、特に議論がなく上記の結果となりました。多数決で考えれば廃止なのですが、そうなっていないことはわかりにくいところだと思います。
※先例集・・・ 過去から現在までの議会運営に関わる規則や申し合わせ、過去の実例などが書かれたもの。

今回の会議で気になったのは、喫煙場所の廃止ということはささいなことのようですが、やはり議論をすべきではないかということです。とるに足らないことだと議論を放棄するのでもなく、このようなことからきちんと議論をして合意形成や説明責任も伴った議会としての意思表示ができるかどうかが、その延長ともいえる委員会などでの会議の活性化や議会としての議論の質向上につながるのではないかと思います。
そう考えると傍聴して見えたのは、ミニチュア版の決められない政治という印象でした。

個人的には、 議会での禁煙について、15階に喫煙スペースがあること、市職員は庁内禁煙ということから考えて、特権的にも見える13階のスペースは廃止してよいと考えます。喫煙される議員の方は15階で吸って頂けばよいのではと思います。
これだけの結論でいいですよね?
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観光政策について

2014年04月08日 19時24分51秒 | Weblog
いい素材があるからと素材だけで売ろうとしても、
それが他にはないオンリーワンの素材だとしても、
それだけでは遅かれ早かれ壁にあたるでしょう。
提供側の視点だけではなく素材を楽しむ側の視点も取り入れて、
加工するかアレンジするかそれとも近隣と連携するか知恵を出して、
これまでの考えにとらわれない発想で素材を活かすように考えること、
ともかく通り一遍の取り組みでお茶を濁さないようにすることが、
鈴鹿の観光政策に求められていると思います。

そのためには業務をこなすという視点だけではなく、
自分自身もお客の一人だという視点でまちをながめる視点が、
若い世代の担当職員にあることが大切だと思います。
別に県外にでる必要はなく県内の他市町に行き、
観光地を楽しみながら観察することや調査をすること、
そのまちの担当職員と交流することなどを通して、
個人の感覚を養うことができると思います。
鈴鹿から伊勢志摩、南紀、北勢、伊賀の観光地に移動しなければ、
観光客の視点でものごとを考えることは難しいでしょう。
このような調査に職員が行くことは十分に業務だと思います。
鈴鹿にあるオンリーワンの素材を活かすためにも必要ではないでしょうか。
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私立の学童

2014年04月07日 16時04分38秒 | Weblog
あるスーパー近くの建物に私立の学童が開設と張り紙がありました。気になったので担当課に電話をして状況を聞いたところ、建物で募集しているのは全くの民間事業者で市外の事業者とのことで、市の行っている学童保育事業とは関係がないということでした。このような事業所について法などによる届け出の義務などもなく、現在のところは情報を収集しているとのことでした。市内の小学校区のほぼすべてに学童保育が公設民営もしくは民設民営で開所されている鈴鹿市で、このような形での学童保育所が開設される動きがあることは、まちとして地域の変化を注視すべきところと思います。

通常の学童保育でも延長保育として午後7時くらいまで受け入れを行っているところはありますし、長期休暇の際も対応しているところがほとんどです。ということは、事業者が進出してくるにはそれ以外のニーズがあると見込んでいるか、実際にあるためと考えることが妥当です。例えば、父子または母子の家庭が増えている中で就労時間が夜間に及ぶ場合が増えているかもしれないことがあるでしょう。
そのようなことが気になったので、担当課と話す中で調査をしてはどうかという話をしたりしました。その点については設置されている子ども子育て会議の基礎資料調査で、ポイントを絞った形ではないものの状況調査を入れているということでした。ですので、今後の取り組みの中で、注視してもらってはどうかと意見しました。また民間企業の学童について設置された場合、事業所を訪問するなどの検討もしてはどうかなど話をしました。

どのように動くにせよ、考えることの多い課題です。
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今日のできごと

2014年04月06日 21時32分57秒 | Weblog
今日は東部ソフトボールリーグの開幕、春日神社の稲荷祭、
そしてよく行く飲食店のバーベキューにおじゃましました。
ちょうど近くの公園で開かれることになっていて、
Facebookで参加者を募集していたので参加しました。
会場にはお店のスタッフをはじめとして若い世代の人たちが多く、
天気も風は強かったものの晴れて、とても盛り上がっていました。
その場を見てふと考えたことは、
こうやってがんばる若い世代が鈴鹿にもたくさんいること、
そのがんばりを鈴鹿のまちにつなげるように、
鈴鹿のまちががんばりを支えるように、
そのことにもっと目を向けないといけないということです。
本会議場にいる人たちの年齢構成が
そのまちの政治に反映されてしまうのではなく、
当たり前のことですが、若い世代や選挙権を持たない世代のことも考え、
市政に反映することが大切だと思います。
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春の一日

2014年04月05日 14時04分33秒 | Weblog
今日は鈴鹿さくらまつりに行ってきました。
様子を見ることはもちろんですが、相談を受けていたことについての行動のためということもあったためです。昨年は荒れた天候でたいへんだったのですが、今日は晴れ間も出て、人出もかなりあるように思います。
そういう場ですが、来年のこと、選挙に向けての情報がちょこちょこと耳に入ってきたりしました。
そういう時期なんですね。

ただ思うのは、二元代表制や議会改革の流れについてがもっと広がって、より多くの人たちの中で共通認識となることが大切なのだろうなと。
議員として自分の理念の実現や地域要望の実現が大切なことはもちろんですが、それらは二元代表制においての議会としての役割を個々の議員が認識し、公開の議会活動で実践することが前提ではないかと思います。公開の議員間の議論を通じてこそ、ある政策などについての課題を浮かび上がらせることができ、チェック機関として行政に対するブレーキの役割になることができるはずでしょう。それらをより市民視点で取り組むために進めているのが議会改革だと思います。
基本的には4年に一度の入れ替わりですが、このような議会改革の意識がつながることも大切だと思います。
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