◇瞼の母('62)
いわずと知れた番場の忠太郎。
母子生き別れの定番中の定番なもんだから、映画の出来不出来は、筋立てをいかに美しい映像で括るかという点に絞られる。ただ、そんなこともあって、多作の時代が仇となったものか、加藤泰作品だからか、美術も撮影も頑張ってはいる。いるものの、いまいち、感動させるには中村錦之助の一人舞台で、甘さの残る脚本だったかな。
◇瞼の母('62)
いわずと知れた番場の忠太郎。
母子生き別れの定番中の定番なもんだから、映画の出来不出来は、筋立てをいかに美しい映像で括るかという点に絞られる。ただ、そんなこともあって、多作の時代が仇となったものか、加藤泰作品だからか、美術も撮影も頑張ってはいる。いるものの、いまいち、感動させるには中村錦之助の一人舞台で、甘さの残る脚本だったかな。