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必殺仕掛人 梅安蟻地獄

2021年08月21日 01時42分37秒 | 邦画1971~1980年
◇必殺仕掛人 梅安蟻地獄



タイトルの意味がどうも不似合いな気がしてたんだけど、ようやく合点がいった。ていうか、たぶん、観るたびに『あ、ここか』とおもってたんだろうけど、メモしてないと忘れちゃうわ。

で、どこかといえば梅安の家で、小池朝雄の用心棒どもが、帰宅してくる梅安と林与一をねらってあらかじめ忍び込み、それぞれ持ち場を与えられて身を隠し、待ち伏せする。するとそのとき、いかにもわざとらしく『やつらはまるで蟻地獄に入ったようなものよ』とか嘯くんだけど、これかよ!と。たしかに、小池朝雄が逃げた先を教えて、それでも結局殺されちゃうっていうなんとも間抜けな用心棒は出てくるから大切な見せ場にはちがいないけど。

ところが、これは途中の単なる襲撃で佳境にも至らない。緒形拳が餅投げをしている佐藤慶を仕留めるところも関係なければ、甲府に向かう小池朝雄を林与一が襲撃して滝壺に叩き落とすのはそれからのことだ。

なんだかな~って感じはあるけど、松尾嘉代、この頃からお色気たっぷりだな~。
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