◎チャイルド・マリッジ 掠奪された花嫁(difret)2014年
紫の制服が美しい。といってる場合じゃないくらい、エチオピアの風習はじつに腹立たしい。略奪婚とか、いまだに許されてる世界があるんだあっていう驚きもそうだし、世界の広さをまざまざと感じちゃったりもする。それにしても人類発祥の地のはずが、どうしてここまで女性蔑視がきついんだろうね。
アンジェリーナ・ジョリーが製作だった。彼女はどうもこういう人権的な物語への趣向があるんだけど、まあ唯一、日本への妙にねじまがったような考え方がまかりとおっているみたいで、なんかちょいと憂鬱ではあるな。