日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本。国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

進む日本の貧困化、高齢破綻予備軍(30代40代の貯蓄ゼロ)が23.1%という深刻さ

2019-03-07 10:11:15 | 日本の将来
SMBCコンシューマーファイナンスは6日、30~40代の金銭感覚に関する調査
結果を発表した。「現在の貯蓄額がゼロ」と答えた人が前年比6ポイント増の
23.1%になった。貯蓄額の平均は30代が前年比4万円減の194万円なのに対し、
40代は同120万円減の196万円だった。

「年収がいくらだったら結婚、出産しようと思えるか」との問いでは、
結婚が500万円以上、出産は600万円以上と答える人が多かった。
(以上は毎日新聞オンラインから抜粋)

30歳~34歳の男性の平均年収は約452万円、35歳~39歳の男性の平均年収は約513万円
40歳~44歳の男性の平均年収は約575万円、45歳~49歳の男性の平均年収は約649万円、
であり、結婚や出産の適齢期である30代前半の収入はアンケート数値を大きく
下回っており、このまま何の対策もうたなければ人口減による国の貧困化は
避けられない。

購買力平価による日本の最低賃金は韓国よりも低く、この最低賃金の低さで
外食産業が低価格を維持できているのだが、同時に若者の貧困化をも生み出している。

30~40代で貯蓄ゼロの者が65歳までに十分な貯蓄を確保できる可能性はほと
んどないことから彼らが65歳の高齢者となるころには老後破綻か生活保護は
避けられず、現状から推定できる日本の未来は限りなく暗い。
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