Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

京都暮らし221. 吉田山の節分3

2010年02月06日 | Kyoto city
 今日の京都は、昼間で5°と僅かに寒い。昼頃雪が舞っていた。だが空は晴天であり、ほどなくやみそうだ。光が春の気配を漂わせるかのように明るくなってきた。寒さも相まって透明感がある。光だけは立春なのだろう。節分が終われば、催事も少なくなり話題もない。やはり節分の話を続けよう。 
 吉田神社で夜の11時から始まる火炉祭は、炉の周りが人出で混んでいるので、30分ぐらい早い時間にここを通り過ぎて頂上の神社に詣でてから、降りてくると調度よい具合に火炉祭にたどり着く。そうしないと点火の時は、通行止めの可能性が高いので、寒い階段で足止めになるかもしれない。
 そんな些細な経験を覚えていても、しょうがないのだか、何回か通っていると、こんな感覚が身についてしまい自分でも笑える。吉田山は都心にあるのだが、やはりこの辺りは少し寒さが増すようである。夜の冷え込んだ空気が、冬の古都を感じさせてくれる。
 この節分を過ぎると、催事も少なくなり、また冬の静けさに戻るようだ。そろそろ春が恋しくなる頃だ。
 
京都市、吉田神社,2010年2月3日
Fuji FinepixS5pro,AF-S Nikkor16-85mm/F3.5-5.6ED,VR
シャッター:1/30,絞りf5.0,焦点距離52mm,ISO1600.
コメント
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