Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

PEN LIFE361. 造園家のXA4

2012年05月28日 | Kyoto city
 コンパクトなオリンパスのカメラ使いもう一人あげるとすれば、造園家の池原謙一郎だろう。
 先生は旅に出るともっぱらオリンパスXA4を、列車の窓台に置いておき、いつでも撮影できる状態にしてあったし、自ら運転しない車では助手席に座り、常にカメラから手を離さなかった。そんな場面で撮影されたランドスケープの画像の数々を、ゼミの時に見せていただいた。まさに造園家のXA4である。先生は、ノブとかつまらないところが壊れるんですよとおっしゃっていたのが、印象的だった。
 私もXA4は所有しており、いつかまたこういう楽しい機材で撮影したいなと思っている。そうそうもう一台あった。ContaxT3である。これも窓台において撮影したいなと思わせる機材である。これらは、いまでも大切に保管してある。昨日のブログでもとりあげた、宮本常一も車窓の画像が多々あり、窓に座って車窓の風景に眼をこらしていた様子がうかがえる。
 そんな影響か、私も新幹線の窓側に座るときは、デジタルペンを窓台に置いておいる。いつでも撮影できるように、置いておける位のサイズというのが気持ちよい。個人的には、ワイドレンズよりも45mmの準望遠レンズのほうが、被写体を特定できて使いやすいように思ったりする。いずれは無くなりつつある民家などをとっかかりに、撮影している。そんなわけで車窓の風景の画像ストックが結構な量になったりするわけだ。
 さて話題は変わるが、photoshopでモノクロに変換する際にグリーンを+30以上に設定しておくと、なんとかみられるモノクロ画像になるようだ。中間トーンが豊富になるのだろうか。

鞆の浦,2012年5月18日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO-ELEMARIT45mm,f2.8
ISO200,露出補正-1/3,f4.5.1/500iFinish
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする