なにげに撮影した夜の京都は結構絵画的世界だ。しかし、この時期でも京都の夜は結構寒かった。今でも朝晩は冷えるので、コートは必需品だ。コートを着ていたら、京都人といってもいいのか。
この画像は、3月18日とクレジットにあるので、ようやく冬さを脱しつつある頃。標準レンズの画角も微妙な面白さがあり、ならば夜の街をこのレンズと一緒に徘徊しようかと、いつもそんな気分にさせてくれる。標準レンズは、画面に入りきらないぐらいに収めた方が絵になる。といって民家の調査では、なかなか使い勝手の悪い面倒な画角でもある。
このレンズ1本だけもって散歩に出かけると、意外に撮影をしない。つまりあらかじめ見極めてから撮影するわけだ。だから今日は10枚ぐらい撮影したといった具合に、デジタルにしては撮影枚数が随分少ないかったりする。どちらかといえば、フィルム時代の撮影方法だ。私にとっては、夜の京都で活躍するレンズなのだろう。
今日は終日曇天だった。研究室も、遊べるグッズが増えたので退屈はしない。いや、退屈なのではなく、ソフトウェアの登録で四苦八苦なのである。メーカーからの回答待ちの日々が続く。明日はAir Macを接続しよう。
京都市・新町通
OLYMPUS E-M1,LEICA SUMMILUX25mm/F1.4
ISO5000,露出補正-0.3,f1.4,1/60