これは言うまでもなく、アマルフィーの集落環境のスタディだ。あの集落の外れに位置し道が180°折れ曲がる海に突き出た教会のあるところといえば、わかるだろうか。狭隘な、そして大きなレベル差のある山の斜面に民家が密に折れ重なるように立ち並んでいる。そうした環境自体が世界遺産なのであるが。
一つ一つの家の住まいのプランがどうなっているのかを頭にイメージしながら、多彩な空間を勉強しようと思ってスケッチをはじめた。それは結構面白いし、写真だけではわからないところも出てきたりして。
そんな多彩な空間を3DCGに引用しようと思って始めたスケッチである。もちろん一部は引用して、公式HPに掲載した3DCGに使っている。3DCGにすると細かいところは省略せざるを得ないし、結構概念的になってしまうが、それでもなんとはなしにその空気が伝わるところは面白い。
そんな風にして、世界の集落から引用してくるという方法も面白いやり方だ。そんな方法を、学生達に教えてもピントこなかった連中ばかりなのであきらめて、さっさと私の趣味の世界に封印してしまった。
もちろん陣内秀信さんの調査でアマルフィーの中央部分は図面化されて図書になっているが。
何故斜面に都市をつくったかというと中世に起きた津波で人々は山の斜面へと移り住んだという話である。東北地方の都市に適用できそうな話でもある。
イエローブック2005.
一つ一つの家の住まいのプランがどうなっているのかを頭にイメージしながら、多彩な空間を勉強しようと思ってスケッチをはじめた。それは結構面白いし、写真だけではわからないところも出てきたりして。
そんな多彩な空間を3DCGに引用しようと思って始めたスケッチである。もちろん一部は引用して、公式HPに掲載した3DCGに使っている。3DCGにすると細かいところは省略せざるを得ないし、結構概念的になってしまうが、それでもなんとはなしにその空気が伝わるところは面白い。
そんな風にして、世界の集落から引用してくるという方法も面白いやり方だ。そんな方法を、学生達に教えてもピントこなかった連中ばかりなのであきらめて、さっさと私の趣味の世界に封印してしまった。
もちろん陣内秀信さんの調査でアマルフィーの中央部分は図面化されて図書になっているが。
何故斜面に都市をつくったかというと中世に起きた津波で人々は山の斜面へと移り住んだという話である。東北地方の都市に適用できそうな話でもある。
イエローブック2005.