Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Fieldwork954. 天満橋から

2025年01月13日 | field work

 11月の初旬。仕事の都合で私は大阪の国土交通省のオフィスへでかけた。事務仕事はストレスが多い。だから事務仕事の後でストレス解消をはかろう。それが街の撮影である。大阪の北浜を歩いた。明治の建築家辰野金吾の作品も建っていた。
 残るモノは残す、そうしたメリハリのあるのが大阪である。北浜の近代建築も、再生されて現代都市のなかで活きている。
 この界隈を歩くと、オフィスとマンションがほぼ混在して建てられている。そうしたゾーニングが曖昧なのも大阪らしい。多分仕事場まで歩いて10分!、という住民は結構いるだろう。だから街の景観が高密度に見える。少しニューヨークみたいだ。
 国土交通省は、天満橋からあるいて15分の新装なった合同庁舎の中にある。かっての古い建築を知っている立場としては、やっとここも人並みになった。
 京阪天満橋駅を降りたら12時5分前だ。地下改札口から続く飲食街で昼飯だ。徘徊していると昼前なのにサラリーマンが店頭で順番待ちをしている。たぶんここはリーマン達に愛される昼飯屋だろう。チェーン店よりはよかろう。
 リーマンの後に並んだらほどなく席に案内された。麻婆豆腐ランチは味もしっかりしていた。大阪で昼飯屋を探すならば、昼時5分前にリーマンがならんでる店をさがそう。「あの店はいつも混むから一寸だけ仕事を早めに切り上げてゆこう」という仕事不熱心なリーマンが背中で教えてくれる。

 

Fieldwork954. 天満橋から
Specifications: Gopro7, α6600,SonnarFE1,8/ SonnarFE1.8/55ZA
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