Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Nikon Freak43. ミステリアス

2016年09月17日 | field work
 中央アジアは、小高い丘が連続しつつも全体としてはなだらかな平原が地平線の果てまで続いている。そのまっただ中でロングドレスを着た女性とすれ違った。バスなんか走っていないのに、どこへ行くんだろうか。ニコンAW130の硬調モノクロームもミステリアスだ。
 最もミステリアスなのが、wordというソフトだ。特に罫線で囲まれた表の中に文章をいれるという場合は、もう七転八倒。なにしろテキストの画面にセルというexcelの概念を同一平面上に持ち込んでいるので、もうセルは自由に動かないし、テキストが多いとセルが次のページに飛んでしまうという、とんでもないロスをしいられるソフトだ。
 といってセルに入れたテキストが次のページに自動的に飛んでくれるかというと、そうはならない。まったくもう、ちゃんと表をつくれよと言いたい。
 今日もこれに悩まされた。こんならIndesignで表組みから作り直した方がはるかに速かった。全くMS DOSの流れをひくWin系ソフトは、実に使いにくい。これで国や自治体や企業の多くは、仕事をしているんだろう。ものすごいロスタイムが多いだろうな。生産性が悪くて当然だろう。いつも思うがWin系は書類を全て画面に並べているなんて随分無神経なPCだ。私なんかファィルの数だけで千は超えるから、とてもWin系なんか使えたものではない。
 日本の文章固有の表の中にテキストをいれるなんて実に時間ばかりかかる。それならば、excelで作成すれば明解だろう。だが多くの組織は、wordでチコチコとやっているわけだ。もうアホらしくて付き合いきれない。そんなのは、パソコンではないですね。
 私は原稿を書くときは、Indesignオンリーだ。これが一番簡単だし、原稿が完成すると同時に編集も終了する。表組みにテキストをいれるなんで実に簡単だし、そのまま印刷原稿になる。
 そんなわけでダウンロードしたwordテキストファイルにかき回され明日も出勤になってしまった。もうこんなソフトを使うなよ。それにモリサワのフォントを積んだら、文字種の変換にやたらと時間がかかる。まったくもう、フォントにも無関心なWin 系ソフトは、捨てたらどうだいと言いたくなる。こんな昔のワープロみたいな珍奇なソフトで仕事なんかできるわけないだろうが。
 
ウクライナ・ロニ村
Nikon Coolpix AW130
ISO125,焦点距離7.2mm(40mm相当),露出補正0,f4.2,1/50
コメント
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