Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Nikon Freak58. ひがしのきょうと

2016年10月27日 | diving
 京都人は、今でも都が京都だと思っている。だから「ひがしのきょうと」つまり東京都というのは、東神奈川とか東浦和の親戚で、さらに言えば東久留米とか東長崎といったら何で九州の地名がここで登場したりして混乱しているじゃないですか。
 だから私は東京都から江戸都に名称変更をしたらと思っている。東京駅が江戸駅、東京大学が江戸大学、東京藝術大学が江戸藝術大学なら伝統文化的を扱うのに最適だと思うが。江戸都千代田区1-1・・住居表示なんか個性があってよろしいではないか。江戸都オリンピック・・・よろしゅうおますな。
 歴史区分というのは、都が置かれた都市の名前なのだから、当然今は江戸時代から動いていないのだから江戸都でよいではないですか。つまり今は江戸時代の続きというわけだ。100年後の歴史家は、都市のおかれた歴史区分がある時和暦の区分に変わってしまった。これは体系的ではないといって江戸都でくくってしまうかも知れない。それに江戸っ子という言葉が今も残っているではないですか。
 今日は、その京都からはへんぴな郊外かも知れない東京都へ出張である。もとは東京人だから、この街にさしたる関心はない。
 朝の出張ラッシュで、混んでいる列車が気鬱なのだ。身動きもできないし、気疲れも増大する。窓側でないと電源コンセントにありつけない。当然京都駅から乗るから、新大阪始発列車でも窓側の席にはありつけないときもある。
 そうなると情報がスマホだけでは、退屈だし仕事もできない。そんな難儀な列車で出張だ、就活だなんていうのは、お気の毒というほかない。だから名古屋迄、毎日各駅停車のN700系ひかり号で出勤する。
 今日は、出版社と打ち合わせなので東京迄ゆかざるを得ない。いつもの場合だと、空いているいつもの通勤電車を乗り越して東京へゆくのだが、今日は電光掲示板をみるとその3分前に臨時のぞみがあるではないか。それもN700系だ。煙草が吸える。木・金曜日だけの臨時列車だ。これでゆくと10時頃お茶の水に着くから、浮いた時間で神保町のさぼうるで珈琲が飲める。東京にゆくときは木・金に限る。それに名古屋でもあまり乗り込んでこない。となりのシートも空いている。やはり臨時列車だけのことはある。
 マックでプログの原稿を書きつつ、車窓の撮影などしつつ、気分転換に喫煙コーナーにかけこむ。何をするにしてもストレスのない空いている新幹線がベストだ。東京駅の精算書は混んでいるので、いつものように車内で名古屋-東京間の切符の発券をしてもらう。
 こちらは、それぐらいの余裕がなければ難儀な出張なんかで京都からわざわざでかける勇気はわかない。そんなささやかな喜びをみつけて、くつろぎつつ東京へでかけた。帰りは東京始発だから窓側に座れたが満席状態ののぞみ号だった。一気に疲れがほとばしり出た。やっぱなんか京都の郊外みたいな都市はアカンですね。

沖縄県・万座
Nikon Coolpix AW130
ISO125,焦点距離4.3mm(24mm相当),露出補正0,f2.8,1/60
コメント
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