レンズを整理し4本だけの合理的映像システムにした。これでレンズ沼にはまらなくて済む。
海外のフィールドワークを想定し、例えばバラナシとかイスタンブールにしようか・・・。バラナシにゆけば護岸をボートから多分撮るだろう。広角ズームでもよいが、火葬している空気は望遠でないと撮れない。それに人々の顔のアップや料理や雑貨などもアップで撮りたい。そうなると・・・、
FX30+E/PZ 10-20G(フルサイズ換算15-30mm)
α6600+E4/PZ 18-105mm G OSS(フルサイズ換算27-157mm)
・・・と2本のレンズで合わせて15mmから、デジタルズームで画質は落ちるが630mmの範囲をカバーできるうえに明るさはF4で統一され、焦点距離がオーバーラップする合理的システムになった。ただし背景がボケない。そこでボケ&夜用としてZeiss SonnarFE 1.8/55 ZA T*を加えた。そうするとフィールドへ3本持参。α6600はアイレベルファィンダーがあり数秒以内なら比較的ブレずに動画撮影ができる。
そんなわけで私のシステムは、先に紹介したも軽いシステムを含めて二通りの運用ができるようになった。そんな空想旅行をしていた。つまりシミュレーション。
機材のシステムができると次に悩ましいのが運搬方法。カートに詰めるかバックパックにするかである。
ブロッククッション付きの一番小さいトランクに全ての機材がはいれば整理が簡単であるが、ジンバルは不整形な形状だから納まりが悪い。バッテリーも同じだから充電器も一つあれば良い。何に入れて旅に出ようか!。
そんなことを考えながらバラナシやイスタンブール、あるいは出かける可能性が高いフィリピンのクリスマスへ撮影にゆこうと妄想している。
機材の更新をしたので大いに撮ろうと意気込んだが、はたしてそれでよかったのか?・・・。
こんなシステムもある。私の機材は古いGopro7だが陸上用にセッティングするとこうなる。世界の多くのフィールドワーカーが使用しているシステムだ。
今の最新Gopro HERO12ならば5.3K、4Kの映像があたり前に撮れる。しかも機材自体が水深10mの防水性を持ち耐久性は高い。自撮り三脚を含めても15cmに満たないサイズである。それだけの高性能で価格は5万円前後と安くシステム化された部品は充実している。もちろん中国製DJIからもさらに小型ジンバル付き機材がある。日本の撮影機材は、すでにアメリカや中国からはるかに遅れているのが現実だ。
だから撮影機材に熱を上げる時代ではない。Tiktokやドローン映像をみていると、私のシステムなんて少し時代遅れの感じもするけど・・・。
画像:iPhon13pro&α6000