そろそろ今回のダイビング画像もブログにアップできるものが少なくなっててきた。
画像は選択の世界だから、数多く撮影し後で選択の幅を増やそうとするのが私の撮影方法。そして撮影直後の画像をブログ用にセレクトし抽出した画像をみると、まあまあとする写り方が多い。その後はphotoshopで修正するから、まあまあでよい。アップした画像の5割程度はこれで修正をし、3割程度はそのまま使用できそうな画像もあり、その他は修正できず無理してアップさせている。
さて、忘れないうちに社会的な話を一つ書いておこう。
それは前にも触れたが、なんでも二者択一の単純構造に収斂させるという悪しき考え方のことだ。例えば選挙で与党か野党かどちらを選択するか、あるいは現政権を支持するか、しないかとする話・・・などなどである。
わかりやすい例を挙げれば、消費税率10%にあげることに対して、あなたは賛成しますか?、反対しますか?、とする二者択一単純構造だ。この手のメディアアンケートを見聞きするたびに、私は、随分非論理的だと思う。
本来複雑な構造を、無理無理に相反する概念で二つの単純構造に収斂させるのではなく、どうして提案という視点でみられないのですか?。ここがポイントだ。
提案という視点でみれば、「提案1:消費税率を10%にあげる」、「提案2:消費税率は現状維持」、そのほかに「提案3:消費税率を下げる」、「提案4:消費税率を廃止する」、とすくなくとも4つの構造がある。
最近我が国の税収が過去最高であれば、あとの二つのシミュレーションなり議論があってもよいと思われるが。
本来複雑系の構造を、あえて二者択一の単純構造に無理筋で押し込め国民に意見を尋ねたイギリスのEU離脱問題は、その典型的失敗例だ。いまだに結論も行動もできず混沌とした政局運営に落ちいっている。だから多様化複雑系構造の現代社会において、なんでも二者択一単純構造で近視眼的に捉えようとすれば、論理的破綻をきたし、無知、無謀さが表出されることを指摘しておきたい。
構造には、1)要素と、2)要素を構成する理論や計画、がある。先ず複数の要素を特定することが必要であり、それらの要素がどのように関係づけられているかとする理論や計画を伴う。
そうした構造体系をあきらかにしないまま、相対的な二者択一単純構造に安易に収斂させようとすることは、うがった見方をすれば、肝心なことは伏せ合意だけ取りつけようとするメディア的、役所的ご都合主義が見え隠れする。そして、それを容認しているガジェット的に甘んじている社会の存在が感じられるけど。
さてさて、話題を戻して今のこのブログ画像は、そうしたガジェット的玩具で撮影している。その仕様にそろそろ限界を感じるけど・・・。
沖縄県慶良間諸島
ニコンcoolpixW300
1)ISO125,焦点距離7.8mm,露出補正0,f/4.3,1/100
2)ISO125,焦点距離4.2mm,露出補正0,f/2.8,1/100
3)ISO180,焦点距離7.8mm,露出補正0,f/4.3,1/60
4)ISO125,焦点距離4.7mm,露出補正0,f/2.8,1/125
5)ISO200,焦点距離13mm,露出補正0,f/4.5,1/30
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