Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

最近のドローイング56. エントリーシート

2013年04月13日 | drawing
 さて今日も午後から大学院の講義であった。それは、もう8年続けている地域貢献プログラム。
 毎年参加する院生の専門分野に応じ、地域に貢献できるブログラムを考えながら実施するわけだ。だから毎年貢献の方法は違う。例えば古い酒蔵を実測調査して活用方法を提案したり、昔の文献から戦国時代の城を3DCGで復元したり、神社の言い伝えを紙芝居にしたり、地域のフローモーションビデオを制作したり、といった具合にである。実はこれが結構地域の話題となっているようだ。
 こうした地域への貢献という経験を院生達がすると、就職活動でのエントリーシートの題材にもしやすいし、アドバンテージは高くなる。
 というのも昔プロデュース企業に勤めていた頃、私自身就職希望者の選定を随分行ったことがある。そのとき誰もが同じようなエントリーシートしか書いてこない。つまり体験がなく話題が乏しいから、結局参考書などを見ながら書くということになる。そうすると、いきおい同じ内容になってしまう。もちろんそういうのは、私が選定から外したのだけど、それが9割もいたわけだ。
 私としては、人数が大幅に減ったので、後々の面接作業が随分楽になったけど。
 落とされる最大の要因は、人とは違った体験といったリアルな話題がないのである。そして相手があって企業は存在しているのだから、そうした相手目線が必要不可欠なのだ。学生達は、そんな話題もないのにエントリーシートをかくのだから、これはもうつまらない悶々の羅列だ。こちらとしては、まとめて落としやすい。
 まあ学生時代には、いろんな体験をしておけよと、いいたいですね。それを相手目線で記述すればよいのだよ。
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最近のドローイング55. おやすみ

2013年04月12日 | drawing
 今日も眠い。おやすみ。
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最近のドローイング54. 明日にそなえて

2013年04月11日 | drawing
 今日は夕方からの実習の授業、明日は朝一からの大学院の講義。もう眠い。明日にそなえてお休み。
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最近のドローイング53. デジタルとアナログ

2013年04月10日 | drawing
 今日は朝から連続の授業を行って夕方やっと解放された。やっと頭の動きがリズムに乗り始めたというべきか。だが身体はどこかだるいぞ。
 帰りしなにハードディスクを調達してきた。1TBで1万円とは随分安くなったものだ。今私が使用しているMac上の保存データが全部はいるではないか。これからは全部のデータをリュックに入れて持ち運ぶことができそうだ。あれっ、私の仕事ってそんなものか。 
 そういえば、私の博士論文は230MBのMOディスク2枚にすべておさまっている。MOディスクとは懐かしい響きだが、MOドライブなんて今はあるのだろうか。
 人生一生の仕事で作成したファィルがすべてハードディスク1台に全部はいるとすれば、それはなんかむなしいような世界でもある。いやそれ以前に古いOS時代に作成したファイルの中には、開かないものもあるだろう。一体人間の仕事と言うのは、なんだろうかと思ういとまもなく、次の仕事に取りかかっている。
 そう思っているとハードディスクよりは、はるかに体積がある人体デッサンのクロッキー帳だけが次第にデスクを占拠して行く。もう19冊目だ。それは少しばかり勉強したという気分にさせてくれる。そのあたりが、デジタルとアナログの違いのようだ。
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最近のドローイング52. 郵便!

2013年04月09日 | drawing
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最近のドローイング51. 仕事始め

2013年04月08日 | drawing
 風邪の後遺症を引きずりながら、新学期。通勤途上の車窓撮影も飽きてきた。やはりここは冬の景色がよいのだろう。
 先月末にMacBookProを調達し、移行アシスタントをつかってG5からアプリケーションやPCの諸設定を読み込んだまでは簡単で良かったのだが、インターネットが使えない状態が続いていた。iPアドレスまで重複してコピーされてしまったのが原因だった。Macのサポートを経てようやく動き出した。早速多変量解析のソフトをぶち込む。
 今日は、4時には帰ろうと目論んでいたら、授業の準備でにあけくれ、気がつくともう5時半。最近日が長くなったのか、1日があっというまに経過する。これでは、1日7時間労働ぐらいでは、論文もかけんぜよ。たいした仕事もしないのに時間の経つのが早い!。そろそろ他大学の先生みたいに12時間労働にするかな。
 さて月曜日から土曜日迄授業でびっしり埋まったスケジュールが稼働した。やれやれ、という仕事始めである。一寸嫌気がさします。
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PEN LIFE610. 春の憂鬱

2013年04月07日 | Kyoto city
 気象予報士が思わず口走った「台風並み」らしき、普通の春の驟雨も去ったが、 こちらの風邪模様は時間がかかる。薬ではきかないので、静養するほかない。といって今週から授業が始まるので、休んでいるどころではないのだが。
 今日の画像の撮影の頃は、精神的にスランプだった。とても寒い日が続き、仕事意欲のわかない日だった。もちろん学期末の雑用に追われていた頃でもある。少し前の画像を引っ張りだすと、当時の記憶迄出てくるのには少しまいった。
 今年は、暖かくなるのを素直に喜べない気分でもある。一両日の驟雨で桜も散って、街も少し静かになって調度良いぐらいだろうか。キャンパスの桜で花見はしたが、桜を撮影しようという気分にはなれない。毎年同じような日本の風景のために旅をするというのも、ステレオタイプ化の典型であり、馬鹿馬鹿しい話だ。そんな光景に遭遇すると、春の憂鬱と言ったらよいだろうか。気分は沈んでいる。
 最近日本が狭くなった。それは情報過多でさまざまな地域が情報発信をしているからだろう。昔のように情報がなく、それでは調査に出かけてみようかという旅は、とても楽しかったし勉強にもなった。未知の土地が、日本には、そして地球上にはなくなってしまった感じでもある。
 いや世の中全体が多いにステレオタイプ化し、新しい視座や刺激のない情報で反乱している。そう考えるとインターネットのない生活でも始めようかと思う。数年位インターネットを使わなくても、時代に乗り遅れる心配はない。だって発信してはすぐに消え去るフロー情報ばかりのインターネット世界なのだから。
 そんなことが積もりに積もって、春の憂鬱なのかもしれない。

新幹線京都-米原,2013年1月24日
OLYMPUS  PEN E-PM2, LEITZ ELEMARIT28mmF2.8, ISO200,露出補正±0,f8,1/1000.
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PEN LIFE609. 春の嵐

2013年04月06日 | Kyoto city
 まだ風邪の後遺症がのこる雨模様の週末、ボキャ貧の気象予報士のお姉ちゃんがおもわずはいた「台風並みの低気圧」の台詞のおかげで、明日は列車が遅れますとか、巷は大げさな話になっている。
 もちろん台風並みの40m以上の風など吹くはずもなく、新幹線も平常通り運行され、平凡な雨続きの週末である。毎年春の嵐はやってくるから、毎度のことです。風が強いからではなく、寒いので外に出たくない。
 さて同じライツのレンズでもL用となると製造後80年は経っているので、写りそのものが怪しいときもある。こういうときはphotoshopで調整が必要だ。調整すれば立体感があってなかなか良い写りだということになる。立体感と言うのは、重要なレンズの評価項目である。それは空間感と読み替えてもよく、私のように空間が相手だとなおさらである。
 最近そういう感性のない人間が多くなってきたせいか、解像度onlyのレンズが増えた。そんなレンズを個人のブログで偉そうに褒めちぎっても、本当に見る目がないですねといいたくなる。もっと空間をみる眼を養いなさいと、こちらは注文をつけたくなる。
 とにかく古いライツレンズをつけたときは、モノクロモードに限る。カラーモードにすると昔の雑誌のような色になる。なにしろカラーのない時代につくられたレンズですから。
 来週から新学期の授業が始まる、その前夜という気分の週末。そろそろ授業の準備でもしなければ。今年は論文もあるから30%位にパワーを絞って、最小の労力で乗り切りたい。

京都市烏丸通,2012年6月17日
OLYMPUS  OM-D E-M5, LEITZ L HECTORE135mmF4.5, ISO200,露出補正±0,f8,1/200.
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PEN LIFE608. 往年のレンズ

2013年04月05日 | Shinkansen commuting

 まだ風邪の後遺症が残っている。咳がとまらないし、やはり治りきっていないのだろう。幸い週末は春の嵐予報なので、静かに治すほかない。
 さてオリンパスのズームレンズを使用した画像をアップさせるときは、photoshopで色調補正を整えることが多いが、ライツ・エルマリートで撮影した画像は、そのままアップさせた方が、その場の冷たい空気が伝わるようである。しんしんと冷える寒い空間をよく描写してくれるようだ。
 オリンパスの単焦点レンズももちろん描写力のある優れものだが、ライツはそれ以上に空気迄写しとめるかのような素晴らしい描写力である。今度東京に出たら、銀座のレモン社などを徘徊してみよう。まだライツ時代のレンズがあるだろうか。M3そしてM4時代のレンズが最も綺麗な描写をしてくれるようだ。
 こうなると死蔵しているニコン用ディスタゴン25mmなども冬の風景の中で試みればよかったと思う。そんなことを考えだすとやはり単焦点レンズの描写力には、興味がつきない。そういうことを再認識させてくれるところが、古いレンズとデジタルメカニズムとがバランスしているマイクロフォーサーズの面白さである。現代の光学設計とは違った往年のレンズも、もっと見直されてよいと思われる。
 さて今日は大学に出かけて、メールをすべて消去し、前年度のファィルを整理し、随分Macも軽くなったようだ。捨て去る爽快感と言うよりも、消えて当然という気分のほうが強かった。

新幹線京都-米原,2013年1月27日
OLYMPUS  OM-D E-M5, LEITZ ELEMARIT28mmF2.8, ISO200,露出補正±0,f8,1/1000.

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PEN LIFE607. 情報リテラシーとデザイン

2013年04月04日 | Kyoto city
 二週間前に、日本IBMで多変量解析のソフトを注文した。すぐさまダウンロードの案内が届いたが、忙しかったので放置していた。今日はこのダウンロードをした。それが難儀。
 まず届いたダウンロードメールを探そう。千通以上のメールのなかにまぎれてわからない。検索システムでようやく数通の該当するメールを見つけたが、こんどは意味不明。なかにはプロモーションメール迄あり情報は混乱する。何が必要なメールなのかわからない。そこで再度ダウンロードファイルを送ってもらった。早速ダウンロード画面へ。でっ、ウン!、どうすんのこの先は。それが全くわからない。そこでメールで問い合わせ。答えは来たけど同じ画面の案内。しばらく画面を見ていると、DVD版注文表示のさらに一番下にとても小さな文字でSTATISTICSとある。ようやくこれかと気がついて、ダウンロード完了。
 ここへたどり着く迄に、朝から初めて午後2時を回っていた。なんという時間の無駄。最初からDVD版であれば10分で終わった仕事だ。
 原因はダウンロード画面のデザインが大変悪いこと。一番重要なダウンロード情報が、枝葉情報の下に小さく配置されるという信じがたいデザイン。しかも製品名をフル記述ではなく、略称で書くと言うお粗末。おかげてDVD版ならば10分で終わる仕事が4時間もかかった。
 情報を効果的にそして効率的に探し出し、精査し、そして使うことができる能力を情報リテラシーというが、そのためにこそデザインが重要なのである。
 コンピュータの巨人日本IBMにしてそうなのであるから、日本の大半のサイトは、情報リテラシーを考てデザインされているなんていうのは皆無だ。本当に情報化社会に遅れた国だ。国民はFBとYouTubeとゲームでアホになる一方だし。
 追伸だけど、該当するメールを探す時に2千通位のメールをすべて捨ててしまった。実はこれは大正解であり、事務のメール、学生からのメールなどなどくだらないものが多い。私はiPhoneで返事をだしているので、捨ててもたいした用はないのだ。
 よし、明日はメールを全部捨ててしまおう。なかには必要なものもありそうだが、量が多ければ見ていられないからね。メールをすべて捨ててしまい、スッキリとした画面は大変精神的に心地よいことになるだろう。
 それにしてもエルマリートの画面は綺麗だ。やはりPCには綺麗なものだけ残したいよな。

新幹線米原-岐阜羽島,2013年1月27日
OLYMPUS  OM-D E-M5, LEITZ ELEMARIT28mmF2.8, ISO200,露出補正±0,f8,1/1000.
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PEN LIFE606. セーブモード

2013年04月03日 | Shinkansen commuting
 まだ風邪の後遺症が脱けない1日だった。日増しによくはなるが、快調といえるほど身体は動かない。でも足のふくらはぎの怠さは、すっかり熱とともに消え去った軽さがある。やはり過労だったのか。実際母の葬儀もあったので、疲れが溜まっていたのだろう。よく考えたら終日寝ていたいと思いながら、そんな日は一日もなかった。
 さて来週からは一斉に授業が始まり、公式には1週間に9コマ、それが15週間続くと思うと、いささかげんなりする。だから今週は、数少ないリフレッシュタイムである。
いや、4月一杯位は論文もあるし、少しセーブモードで動こう。どうせ学生達は熱心ではないので、はしょりやすい。できるだけ学部生の相手をしないに限る。
 来る者は拒まず、来ない者は知らん顔。こちらが手を差し出しても学生達は馬耳東風ですから何か反応がある迄ほっておくに限る。それが当世学生気質ですから、セーブモードで十分でしょう。冷たい先生ですね(笑)。だって論文執筆で忙しいんだもん。 

新幹線米原-岐阜羽島,2013年2月21日
OLYMPUS PEN E-PM2, LEICA DG MACRO ELEMARIT45mmF2.8, ISO400,露出補正−0.3,f13,1/1000.
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PEN LIFE605. 病み上がり

2013年04月02日 | Shinkansen commuting
 まだ病み上がりなので、いつもと勝手が違う1日だった。いやまだ治りきっていないというべきか。こういうときは、早く帰って静養だな。
 今年の冬は寒かった割には、京都にはたいした積雪もなかった。だがその北では結構な豪雪だった。豪雪というよりは、キーーンと冷える寒さの方が厳しかったようだ。そんな時は、撮影意欲もわかない。にもかかわらず雪への未練があり、吹雪の画像をみながら寒かった日々を思い出している。
 もう病み上がりなので、早く寝よう。

新幹線京都-米原,2013年2月8日
OLYMPUS PEN E-PM2, LEICA DG MACRO ELEMARIT45mmF2.8, ISO400,露出補正−0.3,f13,1/1000.
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PEN LIFE604. 柴田是真

2013年04月01日 | Shinkansen commuting
 新年度あけましておめでとう、といいたいぐらいに、4月の初めは人事が入れ替わり、学事日程も第一日目。こちらは病で臥せっており冴えない仕事始め。いや代休で初日はパスし最初から腰が引けている。
 さて病で寝ていた間に溜まったメールは260通、どうせたいした用事ではないし読むのは不可能だから全部捨てちゃおう。それに最近私のブログの文章がとても単調だ。だからブログも書き上げてから消すことが多い。最近捨てることには慣れた。
 そうだ、捨てられないことはブログにメモしておこう。さしあたり「柴田是真」。江戸時代末から明治中期にかけて活動した漆工家、絵師・日本画家。作品の多くは海外。彼の名前を聞き、自宅の書架をみたが彼の画集はない。いずれ私のイラストの参考にするつもりなんだけど。ブログもちょっとしたメモがわりになるのか・・・。
 夕方仏光寺のかかりつけの診療所にでかけ、結局インフルエンザではなかったですね、と先生からいわれてホッとした。そのホット感が静かに暮れる古都の夕方の空気と呼応してなんだかとてもええね。もうはよ、寝よ。

新幹線,京都-米原
OLYMPUS OM-D E-PM5,M.ZUIKO DG 75-300mm,ISO250,露出補正−0.3,f5.7,1/500.
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