Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE609. 春の嵐

2013年04月06日 | Kyoto city
 まだ風邪の後遺症がのこる雨模様の週末、ボキャ貧の気象予報士のお姉ちゃんがおもわずはいた「台風並みの低気圧」の台詞のおかげで、明日は列車が遅れますとか、巷は大げさな話になっている。
 もちろん台風並みの40m以上の風など吹くはずもなく、新幹線も平常通り運行され、平凡な雨続きの週末である。毎年春の嵐はやってくるから、毎度のことです。風が強いからではなく、寒いので外に出たくない。
 さて同じライツのレンズでもL用となると製造後80年は経っているので、写りそのものが怪しいときもある。こういうときはphotoshopで調整が必要だ。調整すれば立体感があってなかなか良い写りだということになる。立体感と言うのは、重要なレンズの評価項目である。それは空間感と読み替えてもよく、私のように空間が相手だとなおさらである。
 最近そういう感性のない人間が多くなってきたせいか、解像度onlyのレンズが増えた。そんなレンズを個人のブログで偉そうに褒めちぎっても、本当に見る目がないですねといいたくなる。もっと空間をみる眼を養いなさいと、こちらは注文をつけたくなる。
 とにかく古いライツレンズをつけたときは、モノクロモードに限る。カラーモードにすると昔の雑誌のような色になる。なにしろカラーのない時代につくられたレンズですから。
 来週から新学期の授業が始まる、その前夜という気分の週末。そろそろ授業の準備でもしなければ。今年は論文もあるから30%位にパワーを絞って、最小の労力で乗り切りたい。

京都市烏丸通,2012年6月17日
OLYMPUS  OM-D E-M5, LEITZ L HECTORE135mmF4.5, ISO200,露出補正±0,f8,1/200.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする