Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

Fieldwork860.京都・秋だけどまだ夏のあつき日 HD 1080p

2023年12月16日 | field work

  日本のことわざに「暑さ寒さも彼岸まで」がある。1週間後にはその彼岸だが、今の最高気温35℃は盛夏だ。2023年9月16日も、そうだった。エルニーニョ現象をまともに受けた日本列島は、猛暑日が続いた異常気象であった。来年もこんな天気だろうか?。師走まであと三ヶ月なのだが・・・。
 そんな土曜日散歩に出た。清水さんで涼んでいたら眼前に綺麗な着物姿のお姉ちゅんがポーズをしている。背後からカメラマンが登場した。T シャツには撮影者風の文字が見えるが判読出来ない。外国人の撮影隊なのだろう。そんな光景も私が見た京都の光景の一つにすぎない。いただいておこう。もう一ついうと夕陽が直接モデルの顔に当たるカメラマンが撮影している順光で撮るよりは、私が撮影している逆光の方からのほうがはるかに綺麗なのだけど・・・。
 今日もまた積乱雲が発生している。今年最後の夏の光景かもしれないからタイムラプスで撮影しておこう。ジンバルのセッティングが明らかにおかしいので映像がブレる。機材の挙動不審を抱えながらの撮影だった。
 背後で蝉と鈴虫が同時に鳴いている、なにこれ!。まだ夏!!。鈴虫が待ちきれなくて鳴き出したわけだ。それを言い出したら私のブログなど三ヶ月前の話を書いている。蝉のことは悪くいえない。予約投稿を続けた結果、今年の12月31日迄のブログスベースがすべて埋まってしまった。リアルタイムで見るならYouTubeでご覧いただきたい。
 いつも同じ界隈をほぼ同じルートで散歩するが、いろんな要素が凝縮しているところが面白い。
 撮影技法でいえば、映画調の色調に合わせてくれるS-Log機能が私の機材にはない。これは新しい機材にしてからの課題にしよう。この猛暑だから4Kで連続撮影すると機材は15分で熱停止する。心して小さなアイスノンを液晶モニターの裏に入れて試みるか・・・。
 YouTuberの映像をみると1クリップが大変短い。長時間だと見ている側が飽きるからだ。その程度の撮影方法なら冷気ファンはいらないけれど・・・。

Fieldwork860.京都・秋だけどまだ夏のあつき日 HD 1080p
京都・清水寺・祇園
SONYα6600、E18-135mm/F3.5-5.6
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Fieldwork859. 京都・めなみへゆくみちすがら HD 1080p

2023年12月15日 | field work

 9月中頃、京都大学で建築学会の大会が開催されていた。
 そんな切っ掛けで私の同門の研究者達と三条小橋をあがった「めなみ」で会食会をおこなうことにしていた。はもおとしを食べようという魂胆だ。
 私が四条通りを越えて北へゆくことはあまりないが、それでも珍しい機会だから撮影機材を回してみた。なんとか被写体も登場したし、結局映像化してしまった。こんなペースで編集を終えられるとV-log気分だ。それは夏日が続く日であった。さて三ヶ月後には師走だよ。ちゃんと冬が来るのだろうか!?。
 最近ジンバルが撮影中に挙動不審の動きをしてしまい悩ましい。マイクを載せいてるのがまずいのかもしれない。リセットすれば治るだろうけど、そんなシステムにはなっていないようだ。だから同じ他メーカージンバルの調達かなと思案中。
 帰りしなに同僚の先生と、沖縄へダイビングにゆく相談をしていた。となると水中機材のメンテナンスを始めなきゃ。
 撮影機材は、小さな生物のアップはオリンパスのTough6が優れものだという話しだが。たしかに顕微鏡モードはすごいと思うが、水深15mというのが悩ましい。それに静止画本位の仕様だ。
 結局手元のニコンCOOLPIX W300で静止画。Goproで動画の2台持ちになりそうだ。本当は小さな生物も動画で撮りたいが動画用ライトがない。従っていまだにニコンW300を使わざるを得ないとは、相変わらず進化のない企業だから既に水中機材は製造していない。今はニコンなどあまり使わないから私には関係ないのだが・・。

Fieldwork859.京都めなみへゆくみちすがら HD 1080p
京都・宮川町、先斗町
SONYα6600、E18-135mm/F3.5-5.6
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Fieldwork858. 秋暑の頃 HD 1080p

2023年12月14日 | field work

 秋暑の頃(しゅうしょのこう)は、立秋を過ぎたけどまだ暑い気候が続く状態を言い表す季語。すでに立秋から一ヶ月立ちもうじき秋分だ。毎日35℃近い気温が続く京都は、まだ立派に夏だ。もうじき秋分だが、さらに師走まで三ヶ月足らず。これで今年は冬が来るのだろうか。北海道に雪がふるだろうか。いろいろと計画すると悩ましいことが多い。
 悩ましいといえば、ジンバルの動作が不調なのだ。だから映像の画面が震えている場面がある。撮影中になぜか突然振動しだすのであるが、最初のセッティングはパフェークトなのに何故!?。
 このジンバルが不調だと修理に出すほかなく、もう1本同じ製品を揃えないと映像撮影が出来ない。同じ製品というのは、毎日持ち歩き身体がこのジンバルになれているからだ。だから同じ製品でないとアカンのである。このあたりが悩ましい。
 ジンバルに気を取られて集中力を欠いた映像になってしまったが、音楽に救われた。

Fieldwork858. 秋暑の頃 HD 1080p

京都市 清水寺・宮川町・高瀬川界隈
SONYα6600、E18-135mm/F3.5-5.6
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Fieldwork857.京都・夏の終わり HD 1080p

2023年12月13日 | field work

 夏の終わりの夕方散歩に出た。
 最高気温32℃はまだ夏の終わりとは言いがたいが、猛暑日が続いた頃と比べればはるかに涼しい。それに最低気温23℃はようやく猛暑の夜から脱したからエアコンもいらないだろう。そんな夏の終わりの空気でも、映像化できれば面白いが・・・。
 今日も先に音楽を決めてから映像を張り込んだから、少し音楽と符合してくる。意識は、もう少しクリップがつながるように撮りたいが、なかなかそんな被写体は少ない。
 だから夏の空から緑でつなげておいて、緑を背後にして人物を登場させ、人物の背後に京都の小物をいれる。次は二年坂がくるとつながらないからトランジッションを入れ、さらにメロディが変わるところで町屋の風景か・・。そんなふうに頭の中で全体の構成を考えつつ編集してゆく。
 映像編集ソフトiMoveの使い方は、20代と思われるUssiy FilmsのYouTubeで7分で覚えた(【iMovieの使い方】MacBookでの動画編集を7分で完璧に(注1))。
 勉強時間は超短く、そして撮影編集経験の実践にタップリ時間かけるのが私の勉強方法。トータル1,000本ぐらいの撮影編集が目標。それだけおこなえば一応の技術は身につきそうだ。今は1年一寸でYouTubeに272本アップ。マイペースでやってゆこう。
 そんなことをつらつらと考えていると映像は、感性の産物だということを痛感する。そのあたりの事情はデッサンと大差ない。

注1)https://youtu.be/3Jx33rqPCr0?si=0f8dHY-Nyaqcvo_q

Fieldwork857.京都・夏の終わり HD 1080p
SONYα6600、E18-135mm/F3.5-5.6
京都市清水寺・祇園界隈
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Fieldwork856.夏色叙情 HD 1080p

2023年12月12日 | field work

 9月の初旬は、梅雨以来二ヶ月ぶりに京都市の最高気温が30℃に下がった。猛暑の時と比較すれば格段にすごしやかった。振り返れば気温38℃の日が続いた。家の側では40℃以上はあっただろう。京都市の気温は低めに出ることは以前のブログで書いた。暑いと騒ぎ出すと観光客に敬遠されかねないから、低めに発表されたほうが具合が良よい。
 今は12月、今年はそんなことがあったと記録しておかないとすぐに忘却の彼方へ行ってしまうほど、今度は底冷えのする京都である。1年を振り返る夏の記録といったらよいだろうか。
 今回から少し映像の編集方法を変えた。それは音楽を最初に設定し、それから映像を張り込む方法だ。このほうが音楽と映像が比較的よく合うからなのだが。
 そうなると映像編集もこれまでの短いクリップから長いクリップに変わっていったし、結果として細かいディテール的クリップをカットしてしまった。
 それからドランジションを極力排除。唯一使用したのは、最後の映像で黒にフェードさせたぐらいだ。
 iMoveも編集上の使用制限があるが大変使いやすい優れたソフトだ。ただし時折映像画像の保存方法や4Kは最初に設定する必要があるなどの面倒なことを伴う。
 そんな映像も少しずつ学びながらのYouTubeアップである。次は全く異なった環境で撮影した映像を繋いでみたいとか、試みたいことは多い。なにしろジンバルの操作が雑だと痛感しているうちに、このメカニズムが誤動作を始めたりして難儀な事は続く。
 映像のタイトルが古めかしいが音楽タイトルをそのまま使用した。夏の終わり頃の空気を映像で表現したかった。それにYouTubeで公開後、三ヶ月遅れてブログアップ。これだけずれると一致させるのが難儀だ。こちらはまあいいかの気分である。それにしても三ヶ月で猛暑から底冷えがする季節になるという短期間で日本の気候は変わる。
 既に暦は師走に入ってきた。この映像がアップされる頃、私は日本にいるかなあ!?。

Fieldwork856夏色叙情 HD 1080p
京都市東山、祇園
SONYα6600,E18-135mm/F3.5-5.6
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ドローイング824. 小説:小樽の翠732.幕間 規範的課題

2023年12月11日 | field work

 最近イラストのモチーフに新しい発見がない。モチーフが風景であれ、人体であれ、静物でアレ。新しい発見がないと描く気分になれない。そんなイラストがないと小説もできない。
 風景は想像デッサンだから、現実の風景は存在しない。人体はクロッキーが3,,000枚ほどあるのでいくらでも描けるが濡れ場は組み立てるほかない。それも色っぽく少しリアリティがあってとなると、全てが演技のエンターテイメントであるアダルトサイトは参考にならない。
 大切なポイントは、それらが短時間で描けることである。その理由は情報消耗が原則であるブログ世界で時間をかけたくない。一瞬見て色っぽいなと表現できれば、次へゆこうとなる。
 オブジェクトとしての人体に人間の行動的なり所作を加えるというのが人物デッサンの基本だ。
 その人体に色っぽさを重ねるな!、とか性器を描くな!!、とか公序良俗がうるさい。ブログ執筆に際して規範的課題について述べよう。
 最初に公序良俗という規定。
gooの禁止事項の規約から公序良俗に関する記述を以下に引用しよう。
・・・
(1)公序良俗に反する行為
公序良俗に反する場合とは以下の行為が含まれますが、これらに限定されません。
①わいせつ、暴力的及びグロテスクなイメージ・表現の掲載
②違法薬物の使用等を美化・誘発・助長する恐れのある表現、及び違法薬物に関する情報の掲載
③上記表現を含むサイト、猥褻な行為を目的とした出会い系サイト、年齢制限を有するサイトに誘導する情報の投稿(単にリンクを張る行為を含む。)
④その他、社会通念上公序良俗に反すると解釈される、又はその恐れのある表現の掲載
・・・
 表現技法で言えば、重ねるな!、性器自体を表現するな(あら!、なんで乳房はOKなの!?)とか・・・。しかし誰にとっての公序良俗かなあ?。
 もう一つは著作権。
 先ず著作権に関しては文化庁が解釈(注1)を示しているのでサイトを参照されたい。gooは著作権は個人に帰属し関知しないとあるので、ここでは個人の課題。
 商業的価値を持ち収益をあげている人物を撮影したら、個人のブログといえども著作権が発生する。ここでは「Fieldwork853.パフォーマンス「海」撮影顛末記(2023年11月18日)」の映像は、ダンサーとしてアイデンティティを確立しており興行収入を得ているので著作権がある。従って私のブログではパフォーマーに撮影許可とYouTubeによる公開の許諾を得ている。
 今は街中にビデオカメラが無数に設置され、私達はつねに撮影されている時代だ。だから規律がその画像情報を使用する管理者に求められる。公共空間で撮影された人間の画像情報には、特に商業収益がある特定の個人のアイデンティティを撮影しているわけではないので著作権に該当しないのだろう。
 よく家族の写真でボカシをいれた画像を見かける。つまり個人のプラバシーは伏せたいとする撮影者の意図だが、家族のプライバシーを守りたければ、そうした画像をアップさせなければよいのにと私は考えている。
 また個人情報保護法は、国及び地方公共団体及び独立行政法人等が個人情報を扱う場合に運用される法律であり、平民が関知する法律ではない。よく民間企業で個人情報厳守の規約を見かけるが、個人情報取扱事業者の規定に民間企業は含まれていたのか?、私は知らない。さらに車ナンバーは、車体に付属する識別記号であり個人情報に該当しない。
 私は研究者だから、論文投稿先の大学倫理規定が適用される。もちろん工学系だからデータは独自に調査解析するので、一々盗用していては論文が成立しない分野だからすべてオリジナルになる。
 だが歴史的記述が加わると公共機関のデータ依存度が高くなる。そこで使用許可申請書を提出し論文への出典明記を伴う。通例私は使用許可を取り、論文が掲載された冊子を資料提供をしてくれた公共機関にさしあげるという方法をとっている。
 思い返せば開設時のWikのサイトは出典明記が皆無であった。例えば鉄ちゃん達の記述には、知識がすべて自分の発見であるかのような全く注のない書き方には脅かされた。よく読むと全部引用知識ではないですか。もうすこし執筆の仕方を勉強しろよ!、といいたくなる。
 そんなひどい話が多いWikサイトであるから、今でも論文でWEB情報を出典として使う事はありません。私の記述からすれば、それでは論文にならないからです。
 まとめると情報の世界では、公序良俗などという曖昧で些末な規範よりは、コピーが蔓延しているネット環境においては、情報がオリジナルであるか、それとも引用であるか、という事の方が、はるかに重要な規範なのである。引用なら引用元を正確に記述した注をつけろ!。
 世界には、注をつけてもうるさいエンターテイメントがある。ディズニーだ。ディズニーのキャラクターを勝手にブログで使うな!、と言い出しかねない。それぐらい著作権に神経を払えば素晴らしい。

1)https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seidokaisetsu/gaiyo/chosakubutsu_jiyu.html
トップ画像:iPhon13pro
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ドローイング823. 小説:小樽の翠731. ヤリマンジャパン

2023年12月10日 | field work

 今日は、今年最後のクロッキー教室がマサヒロ君の家というか、翠の実家で行われた。モデルはジェシーだ。帰りにアチキは、いつものようにジェシーを小樽駅までエスコートする。

ジェシー「うちは、子供が欲しいけど、今は授業があるから、作れないという話をしたよな!。ところがだな子供を作りたくない女達がいるんだよ。」
「日本の女子学生は、社会にでてキャリアを上げたいから子供は当分いらない系じやないですか?」
ジェシー「それだよ。彼氏がいる同級生の女友達が、そういうんだよ。それで彼氏も手間がかかるから子供はいらないというわけだ。それで、夫婦でなにすんの?、と尋ねたら仕事とレジャーだってさ。そしてキャリアをつけてお金儲けだって!?。それでだよ、結果は自由が欲しいから離婚だって。離婚もライフスケジュールに入ってる。だったら最初から彼氏なんかいらんじゃん。なんか変だ!。」
「それが日本のスタンダードかな。北海道は離婚が多いし」 
ジェシー[何!、何!!。子供無しがスタンダードだって。おいおい!、それじゃ国がなくなるぞ。」
「事実、国はなくなりかけているかもしれない。」
ジェシー「それじゃ何でSEXや快感を得る方法なんかをうちに尋ねてくるんだよ。子供作らないなら、そんなのいらねえじゃん。」
「それも男のキャリアを重ねるんじやないの?」
ジェシー「男のキャリア?。ちんぼのキャリアか?。わかんねえー!」
[そういうこと。だからレジャーSEXだよ。」
ジェシー[SEXがレジャーだって。オオツ!!!、神の冒涜。ウチは最初の恋人が旦那だよ。私の故郷じゃ初めて恋をしたら結婚して、恋をして、子供たくさん作る。そのために旦那を一生愛する。」
「つまり結婚の約束をしないとSEXはできないんだ!。」
ジェシー「そんなの、あったりまえだろ!。何!、日本では違うんだ!!!。愛することはないのかよ?。」
「だからね、日本には愛という概念が最初からない!。昔は成り行きでSEXしてきたからね!!。神様は生めよ増やせよと言ったけど、愛せよとはいわなかった。だからレジャーSEXだ。それで子供ができたら里親に預けるんだろうな!。そんな過去の習慣が現代に引き継がれて、都合の良いところだけ残っているんだろう。」
ジェシー「ヤリマン、キャリアだ!」
「まあ、そうなるか!。スーパーで肉がいるんだろ?」
ジェシー「もち!」
駅前のスーパーで安くなった牛肉をゲットして駅の改札口で見送った。」
ジェシー[ハブ・ア・カントリー・ヤ・リ・マ・ン・ジャパン!」
大きな声が駅構内に響き渡る。
どうせ夜だし人もいないし・・・
つまり、ヤリマンという言葉を日本のギャル達から学んだのか・・・。
・・・
さて花園通りを歩いて翠の待つ家へ帰ろう。
小樽ももうじき雪が降るだろう。
翠は、今日はお鍋にするといってたな・・・。
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ドローイング822. 小説:小樽の翠730.女の深層構造

2023年12月09日 | field work

 ベーヤンとの飲み会の続き
ベーヤン「女は、なんでそんなに欲望に夢中になるかなあ?。つまり本人が望むと望まないとにかかわらず、出産のメカニズムなり生理が背後で動いているのかな?。」
「出産のメカニズムが背後で動きながら、手練手管で出産を回避しつつ、これをコントロールして、快楽だけを追求できるのが現代の知見なり技術でしょうかね。」
ペーヤン「だって射精したあと女は満足感に浸っているし、男はこんな女の側から一刻も早く離れたくなる気分が濃厚だよ。」
「だって、男は多産系の動物だもん。はい! あんたは終わり。つぎは別の女のところにゆこう。そんなふうに精子をばらまくのが男の本能だし、それによって人類は増殖してきた経緯がある。それを一人の女につなぎ止めるのに、人間は愛という概念を発見した。長くいつも側にいれば可愛いこともあるじゃん、という概念?。あるいは子供を育てるから、そのために餌をとってこいという女の生きる知恵かな。」
ペーヤン「餌代をゲットするために、男が戻ってくるように可愛いという概念をつくりあげた挙げ句、可愛く化粧しなきゃ。そこでまたまた欲望のメカニズムが働き出すわけだ。」
「面白いのは、YouTubeチャンネルで、女達がして欲しい事の記述が沢山ある。例えば、女性をイカせる禁断テクニック、エッチしたいか、一発でわかるおんなのサイン、エッチされると女が夢中になる行動、○○しないおじさんが大人気、これをされたら我慢できない、女性を上手にホテルに誘う方法、抱かれたくなる男のしぐさ10選、女の絶頂サイン10選、行為の下準備これで完璧・・・、などなど。これらはエンターテイメントであるけど、やはりこうしてセックスして欲しい女願望の情報発信でしょう。何故、そこまで女を研究して女の願望に応えるのだろうか?。そこだよね。それに対して男の願望に応えるものは大変少ない。つまり女にとっては男の願望は射精だけだから撃ったらお終いになる。ならば男を気持ちよくさせて頭と容姿のベストな男のDNAを引き継いで出産につなげたい女の深層構造の表れかな。もちろん本人がそれを意識しなくても深層意識で何かが動いているんだろう。」
ベーヤン「その逆、どうしたら男が喜ぶかとする伝授が少ないね。」
「やはり女性上位の社会なのだろう。」
ベーヤン「もう、口説くまでは手間も時間かかるし大変なんだけど、撃ったらこの女はもういいや、とケツを蹴り上げてベッドから弾き飛ばしてずらかりたくなる。それが男の本音。それってすっごく気分いいぜ!。次のオキシトシンがチャージされるまではね。」
「だから、愛情という足かせがいるんだろうな。もともと生殖行為の構造を、快楽に流用しているからね。」
・・・
そんな話をしていると夜の暗さが訪れた。
小樽も雪間近の季節だけど今年は暑かったからどうなるだろうか・・・。
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ドローイング821. 小説:小樽の翠729.騙されたなって感じ

2023年12月08日 | field work

 雪が降るのが近づくと広告代理店のベーヤンが、小樽にまめに通ってくる。というのも新雪の街のカットを撮影して、いち早く今年の広告に使おうとか、来年のストックにするとか、いろんな目論みがあってロケハンにやってくる。ふりたての新雪でないとクライアントが納得しないし、聴視者から文句がSNSに投函されたりする時代だから、新雪ふりたての映像はみんな欲しがる。だからベーヤンも小樽の小さな倉庫を借りて機材、といっても大きなクレーンもあるのだが、そんな機材のセッティングがあるのだ。
そんなベーヤンからメールがあった。
今日はセットの準備をするだけだから、時間がある。飲もうよ、というわけだ。
いつものオーセントホテルのラウンジに出かけた。
ベーヤン「先日CMの撮影で黒人モデルを起用したんだ。ソレガサア・・・、スレンダーなホディで、およそ無駄な脂肪が全くなくてさ・・・。そんなのがコスチュームを羽織ると、ゆったりとしていて格好良いわけさ。世界のファッションは彼女たちのためにあるといってもよい。それに目が慣れると、もう欧米人のボディなんか感激もなくなるし、日本人なんか眼にもはいらないよ。日本人のホディって子供以下だもん。水着にしておむつのCMに使ってもなぁー・・・。」
「新しい美の規準に気がついたわけだ・・・。」
ベーヤン「だってCM撮影で日本人モデルがもったいぶって『契約では水着の撮影もあるので、あとで脱ぎますね』というからさ、俺は『そんなのカメラマンに任せておくから適当やってよ・・・』といってずらかったことがある。今時日本人二十歳ギャルホディじゃ広告の訴求力がないさ・・・。」
「ヨーロッパの歴史的美の規準というとギリシャ彫刻じゃん。女の体型の理想とされてきたのがビーナスだよね。でもそれって何処か叔母さん臭い体型なんだよ。何故ならギリシャ人はアフリカを知らなかったんだよ。」
べーヤン「現代の発見だな。」
「随分前からパリコレで黒人モデルを起用していたからスタイルが良いのは世界の認識になっていた。そのころは遠くの世界の話しだと思ってみんなも眺めていた。特殊解だと思っていたわけさ。ところが今は我々の身の回りに登場するじゃん。特殊ではなく一般解だよ。新しい美の規準が身近にあるというわけさ。」
ペーヤン「昔広告の世界でも、黒人モデルを使え!、という時があった。だが私達の認識からはあまりにも離れすぎていて痩せた人ぐらいの認識しかなかった。だからしばらくするとすたれていった。ところが、今はメディアではなく、私達の周りに登場するわけさ。」
「新しい美の規準が一般化してきたんだ。そこからまた次の時代さ・・・。」
ベーヤン「そんなのに見慣れると、日本のギャルの身体をみせても広告の訴求力がないよなぁー・・・。」
「その子供の体型に、これまで性欲をかきたてられていた。」
ペーヤン「だから騙されたなって感じがするよ。」
・・・
ベーヤンとの会話は、まだまだ続きそうだ。
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ドローイング820. 小説:小樽の翠728.世界の普通

2023年12月07日 | field work
 冬の気候が近づく小樽だ。
美希姉ちゃんと直人君の札幌のアパートの日曜日の朝だ。
美希「昨日は、アルバイト先が忘年会の予約で忙しかったよん。帰ったら直人は寝てきたもんね」
直人「じゃ元気になった朝一番で、愛の確認(^^)」
美希姉ちゃんがさっさとインナーを脱いで二十歳の若いボディが直人君の上にまたがってきた。直人君がペニスをたてて膣に差し込んだ。
美希姉ちゃん「なんか便座座りみたいだな」
直人「二人の仲がこなれている証拠です。」
美希姉ちゃん「世界中でみんなこんな事をしているんだもんね。」
直人「みんな気遣いなく、こんな事をしている事でしょう。」
美希姉ちゃん「大きくなってきたよ。うん、気持ちいい」
直人「タイじゃずーーっと、入れておくんだって。揺さぶるのは御法度らしいよ。」
美希姉ちゃん「だってその方がジンワリと感じてくるもん。」
そう言って直人君は美希姉ちゃんの乳首の周りを舌で舐め始めた。
美希姉ちゃん「じらす作戦だな。うん、とてもいいよ。」
直人「じゃ次は、ペニスだ。」
膣の上をなぞるように直人君が腰をゆるゆると動かす。
美希姉ちゃん「ううっ!、ううっ、そこ感じる・・・。」
美希姉ちゃんが、骨盤を前後に緩く動かしている。
直人「女の骨盤も足を横に広げたり、前後に動かしたり、よく動くよね。」
美希姉ちゃん「直人、火をつけるのがうまいよ・・・。」
そういって明菜姉ちゃんは膣のGスポットをペニスに擦りつけるように骨盤を動かし始めた。
美希姉ちゃん「ううっ!、そこいい!、ううっ、燃えてくる...」
二つの骨盤が呼応して動き始めた。
二人の感性が敏感に高まってくる。
美希姉ちゃん「ハア!、ハア、ハア!、気持ちいい。」 
嗚咽が高まって息づかいが次第に激しくなってくる。
・・・
やがて美希姉ちゃん「ああああっ、イク、イク、イク、うってぇー・・・」
美希姉ちゃんの身体が硬直するかのように後に突っ張り、そんな動きの頂点で精子を子宮口めがけて思いっきり撃ち放った。
二十歳の体が激しく痙攣しいる。
美希姉ちゃんの体が直人君の上に多いかぶさってきた。
もう動けないという脱力感で二人の身体がドンドン沈み込むような感じだ。
美希姉ちゃん「人間って変な事が好きだよねぇー。」
直人「まあ、それが世界中の普通ね!」
・・・
外から、雪やこんこんのメロディがながしながら、灯油屋の軽トラが走り回っている。また冬の風物がやってきた。
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ドローイング819. 小説:小樽の翠727. 胯間が鍛えられる

2023年12月06日 | field work

 翠達は夜勤の引き継ぎが終わってモーニング珈琲を談話室で飲んでいた。
最近晃子さんとコウさんが日にちを合わせたように夜勤をしている。
夜勤は、いちおう看護師の希望を聞いて入れるから結構調整しやすい。
晃子「コウさんもお腹が目立ってきたねぇー。」
コウさん「あと3ヶ月ぐらいで出産だよん。」
翠「じゃあ狸爺の楽しみが増えるじゃん」
コウさん「そうよ。だってうちの看護師って、ここで産む人が多いじゃん、だから狸爺は、ここの看護師の胯間をみているんだね。」
晃子「うちも狸爺だったもん。眼あわせると親しみをこめて笑っている。」
翠「秘密をしりあった仲だもん。」
晃子「ところで服部君は元気なの?。あっち!。
コウさん「だってねえ、毎晩求めてくるんだよ。お腹が膨らんできたから横座位よね。それで生理がないから毎晩できて煩わしいものがないと喜んでいるわけ。だから彼は、いけるところまでいったるー・・なんてはしゃいでんのよ。それに子供の顔を見る楽しみも増えるじゃん。」
翠「妊娠しているときっと、もう好きなだけしてくださいっていわれてるみたいなもんよね。」
晃子「だから女のホディも妊娠中に開発される。(*^▽^*)」
コウさん「それはいえてる。なんか毎晩身体の興奮度がたかまるみたい。」
翠「だもん、服部君最近元気がないよねと思ったら、それかぁー・・・」
晃子「だって毎晩抜いているもん。全部コウさんと子供に吸い取られているわけだ。何発うつの?」
コウさん「毎晩3発はうつよ!。だからいつも胯間がすり切れて痛いのよ。
晃子「それで胯間が鍛えられるんだよ。子供が産道をとおる時楽じゃん。」
翠「出産休暇は取らないの?」
コウさん「鎮痛が来たらね。だから仕事をしているときに鎮痛がきたら最高よね。そのまんま下の階の狸爺のところにゆけばいいもんね。そんで出産休暇よん。」
そういってコウさんは、大きくなり出したお腹を抱えて帰っていった。服部君も今日は夜勤だったから、帰ったら3発か・・・。
・・・
小樽も冬が来る。もうじき雪が降るかもな・・・。
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ドローイング818. 小説:小樽の翠726.幸せな時間

2023年12月05日 | field work
 
 深夜に健さんが文さんの店に帰ってきた。いつもの習慣だ。ドサッと荷物を置く音がしたのはお店用の燻製だろう。階段を上がってくるくる音がした。
健さん「帰ったぞー・・・」
文「随分と久しぶりだったねぇー」
健さん「冬は稼ぎ時だからさ・・」
そうって健さんは文さんの胯間に入り込んでくる。
文「もう熊の臭いだよ・・・」
健さん「待ちきれなくてさ。文の臭いを嗅ぎたくてさ・・」
そういって文さんを身ぐるみはいで、胯間に顔を埋める。
健さん「文!、なんかいい匂いがするぞ」
文「今日は貴方が帰ってくるというから、早めに店を閉じてシャワーをあびて、少しコロンをつけたの・・・」
健さん「そうか、胯間を舐めるのは動物の親愛行動だ。」
文「もうタップリ健さんの愛情を感じているよ・・・」
そういって文さんの胯間を健さんの熱い舌がなで上げてゆく。
文「アウッ、アウッ、気持ちいいよ!!」
文さんの胯間が潤ってくるころ、抱き直して健さんをいれる。
文「あなたのコックが大きいから、痛いわ・・」
そんなことにお構いなしに健さんのコックが文さんを貫く。
文「ウウうっ・・ウウッ・・・、ああっ、壊れそう・・・」
文さんの息づかいが激しくなる。
文さんが健さんにしがみつく。文さんの骨盤が激しく前後している。きっと子宮が開いているサインみたいだ。
文「アアッ、アアッ、撃ってエー・・・・・」
そういって文さんが健さんにしがみつき、二つの骨盤がピタリと合わさったまま痙攣してくる。
健さんが「クグッ」と呻くと、熱い体液が文さんの中に打ち込まれる。
文「随分と貯まっていたんだね。たくさん出たみたいだよ。」
健さん「まだ上澄みだよ。だって一ヶ月間キンマンだったもん。」
文「そんなに無理しないで、したくなったら帰ってくればいいのにさ。」
健さん「いつもこの仕事をかたづけたら帰ろうと思うけど、すると次から次へと仕事が入ってくるんだよ。結局一ヶ月たっちまった。」
文「男の人も貯まったまま仕事だなんて可哀想だねぇー。シャワーを浴びてきなよ。また続きしようよ。」
そういって健さんはシャワーをあびて文さんと続きを始めた。
クンズホグレズのうめき声が寒くなり出した冷たい空気を震わせている。
仕事に出る男、そして男の帰りを待つ女がいる、それは幸せな時間なのだろう。
・・・
翌日文さんが「もう、あそこが痛いわ!」たくさん愛された証である。
小樽も曇天、雪が降りだしそうな空気だ。
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ドローイング817. 小説:小樽の翠725.小さな恋の物語

2023年12月05日 | field work
 
 空が曇天だ。冬の風景が支配的になってきた小樽の港である。
アチキが定点スケッチで小樽の海を描く場所は、地獄坂の途中にある建物一戸分の空地だ。建物が建っていた頃は、家の窓から小樽の海が良く眺められたと思う。
描き終えて下ると菁園中学校がある。
放課後の校舎の窓から小春が手を振っている。
そういうときは、話したい話題があるのだろう。

小春「同級生の昔話。タカ君とミッチャンが小学校5年ぐらいの事なの。」
「中学生ですでに昔の思い出があるんですかぁー!?」
小春「いろんな経験を積めば誰でも思い出になるんだよ。年齢に関係なくね。」
「ほう、それで・・・」
小春「小学校5年生の時仲の良かったタカ君とミッチャンが、小さな冒険をしようと考えたわけ。それで小樽の駅から汽車に乗ったの。それで途中の駅に降りたら海岸だったわけ。」
「銭函海岸かなぁー」
小春「多分そうよ。だって遠足でいったところだから、いってみようとタカ君とミッチャンはでかけたわけ。二人だけでゆくなんて小学生にとっては一寸冒険よ。それも冬ね。だから誰もいないの。」
「されは寂しい光景だな。」
小春「寂しい風景を見ていると心細くなるじゃん。それでも小さな旅の好奇心で海岸の外れまで歩いてったの。小学生にとってはすっごーい長く感じる距離よね。」
「寂しい旅だなぁー
小春「それで海岸の外れに漁具などをしまう倉庫があったから、ここで二人で風よけをしていたの。波の音が怖くてミッチャンはずっとタカ君にしがみついていたんだって。
 そのうち変な気分になって。なんとなくキスしたんだって。そしたらなんか気分がかわってタカ君は恥ずかしがるミッチャンの洋服を脱がせたんだって。タカ君は勃起してくると、ミッチャンが『大人の人達がやっていることをしてみる!?』 っていってミッチャンは仰向けになったんだって。
 そけでタカ君を上に載せて『ここよ、ここにおちんちんをいれるのよ!』。そしたらミッチャンは『ああっ、痛い!』 っていって涙目になっていたわけ。でもタカ君がなんか変な気分、もっと入れてみようっていって差し込んだのね。そしたらミッチャン『痛い!、痛い!って』。でもやっぱり男の子のDNAなのね。ついに奥まで入って初めての射精を勢いよくしたんだって。ありあまった精子が胯間をたくさん濡らしていたの。それでふたりともしばらく動けなかったわけ。ミッチャンが『なんだとても痛かったけど、簡単だったね』。そしたらタカ君が『なんか疲れた気分』」
「大人になった女の子がリードして、男の子を大人にしたわけだ・・・」
小春「そうなのよ。それで外に出たら真っ暗なのね。夜だからミッチャンが帰れない!、って泣き出したの。そしたらタカ君が『大丈夫、ミッチャンを守ってあげる。光が沢山ある方へ戻ればよいんだ』って突然男の責任感みたいにものが立ち上がってきたんだって。もちろんタカ君だって空威張りだよね。それでもミッチャンを守ってゆかなきゃといった責任感みたいなものが出てきたわけ。それでミッチャンはタカ君にしがみつきながら元の道を戻って駅にたどり着いたんだって。」
「もう、しっかりと恋人になっているんだ」
小春「そうなの。なんか簡単すぎない。」
「でも小学生にとっては、ものすごく大変な冒険だった。同じ経験をするとお互いの信頼感みたいなものが生まれるんだろうね。」
小春「でね、タカ君とミッチャンは、いまも仲が良くて夫婦みたいなの。ミッチャンは将来タカ君のお嫁さんになるって決めてるもん。そんな話しをミッチャンとしていたんだ。」
「小さな恋が大人の恋に変わっていったわけだ。それに年齢は関係ないんだろうね。」
小春「そうよ。今日は小春、ユウ君ちにゆくの。晩ご飯のおかずを買いにゆこうよ!」
小春に誘われて生協までの少し長い道のりを歩いていった。
・・・
もうじき小樽も雪がふるだろうな。小さな恋の話しの心地よさを思い出しながら・・・。
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ドローイング816. 小説:小樽の翠724.定番のピロトーク

2023年12月03日 | field work

 仕事を終えて小樽に戻るとすこぶる寒いのは北海道の気温だ。
夜ベッドで翠を抱えながら・・・
翠「もうストープはだしてあるし灯油も買ってある。それに先月なれ寿司を漬け込んでおいた。お正月には食べられるよん。」
翠の尻から背中にかけての曲線を撫でながら温かい女のホディを感じている。定番のピロトークの仕草かな。
翠「年末の予定は!?・・・・」
「また正月は翠が病院勤務だよな。そのあと休みをいれようか。そうなると大晦日帰りか・・・」
翠「早くチケットを買っておかないと、乗れなくなるよ。」
「そんときは新幹線の乗り継ぎだよ。1日かかりそうだな。」
翠「それじゃ、待ち遠しいよーーん。」
そういって翠が胯間を擦り付けてくる。
翠の胯間に挟まれたコックが次第に大きくなってくる。
翠の乳房の脇から舐めてゆく。
触るか触らないか程度に舌先が乳首をかすめる。
翠が微かに呻く。
翠「女の人って毎晩こうしていたい動物なのよ。でも男の人って出したら突然愛が醒めるじゃん。」
「醒めなきゃ、仕事にいこうという気分にならないよ。それじゃ稼ぐことができないよ(*^▽^*)」
翠「男の人ってなんか不便な生き物ね。出した後の愛は形式ね。」
「まあ愛されていることに対する感謝の念だから、形式もやむなしさ。」
翠「欲望と形式を行ったり来たりするわけだ。」
「それが男なのでしょう。」
そういって翠の胯間がコックを挟み込み、そして膣をあてて翠の中へ導いてくれる。翠の呼吸が速まってくる。女の宿命か、生殖本能のなせる技か。翠の骨盤がゆっくりと脈打ってくる。
翠「ウウッ、ウウッ・・・」
そんな光景をみていると、この女も可愛いなと思うのが男の本能だろう。ただし出すまでは・・・。
翠の指が背中に絡まってくる。
翠「爪を立てちゃいそう・・・。」
翠の小さな身体を抱きかかえながら、次第に二つの身体が脈打ってくる。
翠「ハアッ、ハァッ・・・アチキ・・・撃ってぇーー・・・」
一番激しく脈打った頃、翠の中へ撃ち放つと、崩れるように沈み込む。
しばらく静寂が流れて二つの身体は弛緩している。
抱きながら、さむいから布団を引きずりあげた。
そのまま眠ってしまった。
小樽ももう冬だよなぁー。
・・・
そんな気分を裏切らずに、白い風花が舞っている。
雪が積もるには、少し早い小樽である。
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ドローイング815.  小説:小樽の翠723.暖冬の気配か!?

2023年12月02日 | field work


小春「もう一つは、順平君という男の子の話・・・。」
「また新しい筆下ろしかい?。」
小春「ううん違うの。順平君は経験済みなんだって」
「筆下ろしは変更・・・!?」
小春「だってねえ、いつものお堂に誘ったら、順平君は隣のクラスのA子と経験済みだったんだって。でもA子はとても痛がって入れたんだけど血が出てきて順平君も気持ち悪くてA子と付き合うのは辞めたんだって。」
「初体験でで放棄!?」
小春「そうよ。それで夏樹が順平君を誘ったの。順平君が言うには『俺って、A子の件でトンビに油揚さらわれたって感じ』っていうから、夏樹が『あたし経験者だから大丈夫よん・・・』というわけ。」
「敗者復活戦みたいな・・・。」
小春「そんでいつものお堂で夏樹とすんなり挿入できたんだって。それで順平君もこっちの勉強はしていたから、ロールスロイスでしようというわけ。それで順平君が腰を入れて動かしていたら、夏樹がすっごく快感で、身体がビクビクと痙攣して、体全体が収縮を繰り返す感じで、天国にゆくような気分だったんだって。夏樹が『こんなの始めて』だってさ・・・。それで今は順平君と付き合っているの。」
「筆下ろしは卒業したわけだ。」
小春「そうなの。夏樹は順平君にはまったみたい。」
「カップルが一丁上がりってわけだ。」
小春「今はいつも順平君と一緒にいるよ。そんでねぇ、夏樹は男の子を選ぶときは、偏差値が標準値以上の頭の良い男の子を選ぶんだって。だってもし妊娠したら頭の良い赤ちゃんが生まれる可能性が高いじゃん。だから学校で成績発表があると男の子と偏差値の見せっこして、ターゲットを探すみたい。順平君は偏差値トップだもん。」
「賢い選択なのかなぁー・・・!?」
小春「女の子の予防線よ。頭の悪い子は劣勢DNAだからいらないだってさ。」
そんな話しをしながら、地獄坂をおりてスーパーに出かけた。
今日のユウ君の夕飯の食材を探すんだって。
小春「もちろん精力がつくものよね。牡蠣にキウィに・・・」
女に食事をつくらせると精力をコントロールしだす。それが女の特権か・・・。そうして女は、沢山種を作れる食材に関心があるわけだ。
・・・
小樽も、そろそろ冬だ。だが今年は気温が高かったから暖冬の気配!?。いや格段に冷え込むのだろうか!?。そんな迷いが生じる季節の頃である。
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