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十勝川水系B川上流、♀がとても明るい色調のオショロコマ個体群 その弐。
20XX年8月13日。 晴れのち土砂降り のち晴れ。
今度は林道を下って、比較的下流域をさぐってみた。川幅はやや広くなり水量は多い。
支流との合流地点でいかにもオショロコマがいそうな広いポイントを発見したので長竿を出して釣ってみた。
果たして良型オショロコマが次々とかかった。
この♀のヒレには淡水ヒルが付いていました。
急流に乗って反転するとオショロコマとは思われないほどの強烈な引きとなって、ウィウィと糸鳴りまでして、なかなかの迫力であった。
一番大きな♀は30cmあったが、これは何故か魚体がやせて細かった。
水中でオショロコマを撮影していると、かすかな血の臭いを感知してか大きなハナカジカが寄ってくるのが三回あった。
手で追い払っても物怖じせずしつこく寄ってきて撮影のじゃまをする。
ここでは良型オショロコマ26匹を釣ったが♂はやはり少なく3匹のみ。♀がとても明るい色調のオショロコマ個体群だ。
ここでも撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。
やがて空をひっくり返したみたいな土砂降りのスコールになり、釣りは終わりにして北見に引き返した。
夜、友人のF氏がきて愛車ホンダオルテアを持っていった。
自動車整備が趣味の息子さんと一緒に、完全にへたっていたショックアブソーバーを4本交換してくれた。
ラジエータのファンも相当がたついていて、新品に替えてくれた。
オショロコマ釣りで想像を絶する悪路を年中走るという超過酷な使用をしてきた。
普通ならとっくの昔に走行不能、廃車になっているはずだが、彼らの入念な整備で購入後10年経過したが、走行キロ数13万kmで結構快調に走っている。
ただ車は至る所目をおおうほどのキズだらけになっている。いつもながら、車のキズを気にするようでは北海道の源流域の釣りはできないとおもう。
急に飛び込んできた大きな雄鹿に激突し車の前部がグシャグシャになったこともある。
終わり。
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