オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

大雪山山麓の8月、水温8℃に棲む野性的なオショロコマ

2013-06-11 20:52:30 | 渓流魚、蝶、自然
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大雪山石狩川水系H川のオショロコマは野性味あふれる多彩な色彩、斑紋だ。  

20XX年8月5日。 晴れ。
久しぶりに大雪山山麓の石狩川水系のオショロコマを見にいった。

石狩川上流域には実に多数の支流がある。オショロコマが多数生息する川もあれば種々の理由でまったく見られない川もある。

魚類の生息を許さない荒涼とした暴れ川の水域も多い。

今年、理由は不明だが道内の各渓流で春先から川底の石に黒苔が発生してひどく滑りやすい。

黒苔は毎年発生するわけではないが、今年は川底に異常に黒苔の多い川が目に付く。

最初に入ったこの渓流のオショロコマは従来、これといった特徴のないオショロコマだ。








きれいという感じはないが野性味あふれる多彩な色彩、斑紋だ。この水系ではまだ遺伝子の多様性が十分に残っていることを反映していると思う。








川はダラダラ川だが今日は例年より水量が多い。8月だというのに水温8度Cで手が切れるほど冷たいのはすぐ上の雪渓からの雪解け水がもろに流れ込んでくるからだと思う。











それにしても今日は川底の黒苔が多く石がぬるぬるだ。

ついに妻が激しく滑って転び岩に左膝を強打し動けなくなった。それで、この渓流の釣りはこれまで、しばらくお休みとなった。

オーイ 大丈夫か?   痛いよー 膝の皿が割れちゃったみたいな感じ......。




この渓流は今から20年ほど前まではあふれんばかりのオショロコマが棲んでいたのだが、一時期、札幌の料亭に頼まれた職業釣り師などの乱獲が行われ、その後は見る影もなく少なくなっている。

今現在、もはやこの渓流のオショロコマは釣っても持ち帰るべきではない。

今回撮影させていただいたオショロコマたちはすべて丁寧にリリースした。    

この項、次の渓流へと続く。

 


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