オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

我が家のすぐ近くにオショロコマがいた

2013-11-22 20:35:24 | 渓流魚、蝶、自然
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20XX-8-26   曇 のち晴れ 暑い

我が家のすぐ近くにオショロコマがいた。

今日はものすごく朝寝した。というより、起きたらもう昼の12時であった。

近くの喫茶店デアウエンゲンでいつものハンバーグ定食のブランチをとった。

午後2時から、急に思い立って家から近い I 川へ向かった。

この川の源流域にはきっとオショロコマが生息している予感があったが、ヒグマが出没するので調査にゆくのがとてもおっくうであった川だ。我が家から40分ほど車で走り、林道にとりついた。何か工事をやっているが今日は日曜日で工事用ダンプは走っていなかった。道が二股になっており、何となく右へ進んだ。

林道をつめてみたが林道沿いの渓流はほどなく源流域のちょろ川になって、とうとう沢水になって、ついには消えてしまった。川の水は水量きわめて少なく、とてもじゃないが清冽とは言い難く、すこし混濁があるようだ。川底の石にもかなりの堆積が乗っていて、すぐ濁る渓流だ。周辺の自然度はむしろとても低くて、2次林、3次林が主体である。しかし、何故か水生昆虫が多くみられ、鉄砲虫、ちょろ虫が多かった。




林道を下って、かなり戻って下流域からなんとなく川に入った。思いがけず、よさそうな溜まりには、ぱらぱらとオショロコマがいてとても驚いた。

こんな渓相最悪の渓流にオショロコマが生息していたのは意外であった。




























ここのオショロコマは♀が多く♂は少ない一般的なパターンである。体色は♀は暗色調で赤点紋理は細かくあまり目立たない。ヒレや腹部の着色は目立たず、背部虫食い紋はとても細かい。♂は腹部、ヒレは黄色~オレンジで赤点紋理は鮮明で体色も明るい。







































この付近のT川水系のオショロコマの特徴をよく現している。渓流がとても小規模のせいか♂♀とも尾叉長は 10-15cm で小型の個体群である。何故かシンコヤマベもいるが、恐らくこれらは発眼卵埋没などで放流されたものと思われた。




こんな近場にオショロコマの棲む渓流があったとはまったく驚きであった。我が家からは最も近くにあるオショロコマが生息する川だ。

この日も撮影させていただいたオショロコマたちはすべて丁寧にもとの場所にリリースしました。

こんな貧相な渓流に生き残ったけなげなオショロコマたちの将来が安泰であるよう祈らずにはいられない気持ちだ。

夕食に北見で人気の回転寿司トリトンの持ち帰り寿司を頼んだら間違って二人分一組でよいところを二組注文してしまった。しかたなく頑張ったがやはり食べきれなかった。 馬鹿(ばーか)。




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コメント
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