

早春のブラウンと白鳥の群れ その壱
20XX-4-8 (金) 小雨 強風 後 晴れ
朝9時、F 氏と二人で北見市を出発。十勝の大平原に繁殖しているブラウントラウトを見にいった。
早春だがこの日は道の状態がよく峠も雪がなかった。とはいっても、まだ山間部は雪で覆われ林道は雪でまったく入れない。
平野部の道は状態がよく現地に近づくにつれ雪はなくなった。
途中、白鳥の大群が畑に降りて何かを食べて休んでいた。北海道で冬を越して、これからシベリアへ向かうのだろう。


しばらく走っていつものガソリンスタンドで左折、さらにしばらく行くと目印にしている橋に出る。
橋を渡ってすぐ左折、ややしばらく走って右折し、左手に防風林を見ながらアスファルト道路を少し行くと、目的の水路にでる。
このあたりは似たような風景が続き、しっかり覚えていないと目的の釣り場には、まず到達できない。
一帯は広大な平野部、見渡す限り畑作地帯である。

100年ほど前まで残っていた原始の大自然は明治初期からの開拓・開発でここの主役であったエゾオオカミとともに完膚無きまでに破壊しつくされた。
見渡すかぎり広大な畑。そこに縦横に水路が張りめぐらされ、その水路には、かって放流されたブラウンが今では大繁殖している。
ブラウンはこれら水路のどこにでもいるわけではないが、地元の釣り人や道内各地から訪れる釣り人たちの絶好のターゲットになっている。

ここでブラウンを撮影した。若魚、幼魚はとても多い。















この項、続く。

