

のどくろ大型オショロコマ
20XX-4-15(金) 薄曇り
早春、知床の美麗オショロコマ その参
この渓流ではしばしば尺オショロコマが見られるが大型化すると、のどもとが黒くなる喉黒(のどくろ)オショロコマが多いのは何故だろう。

この日もノドクロオショロコマが次々にかかった。
ついに30.5cmの立派なのどくろ尺オショロコマ♂がかかった。
この日はオショロコマに与えるダメージを最小限にするためにバーブレスの針を用いたが浅い針かかりでは大暴れされるとかなりの魚が針がはずれて落ちてしまう。しかし、魚の損傷は少なく、針はずしはするりと抜けるため楽であった。






のど黒オショロコマの口を開けてみたところ。



のどくろオショロコマは斜里川本流でも見られる。











のどくろ尺オショロコマ。



フキノトウが出ておりF氏は夕食の天ぷら用に採集していた。
薄紫色の早春の花エゾエンゴサクも咲いていた。

この不思議な渓流での撮影は約3時間で終了。
この日は美麗オショロコマ約60匹釣って撮影した。他にもけっこう釣り落とした。
撮影させていただいたオショロコマたちはすべて丁寧にもとの場所にリリースした。
この渓流の環境は悪化の一途であるが、このすばらしいオショロコマ個体群がいつまでも消えないで存続することを願わないではいられない。

この項、終わり。

