オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

知床半島、河口に咲く白い花

2017-10-22 07:29:46 | ニジマスによる被害
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知床半島、河口に咲く白い花

2016-10-16(月)に羅臼町で開かれた知床自然遺産地域連絡会議で気になる事件が報告された。

釣り人が釣ったサケをヒグマが奪って食べているというのだ。


知床半島ウトロ側の斜里町遠音別(おんねべつ)川河口付近に 2017年10月13日にヒグマがあらわれ、逃げた釣り人が残したサケを食べていたという。

翌2017年10月14日にはウトロ町のはずれにある幌別川河口右岸で、サケ釣りの釣り人が一時的にその場を離れたすきにポリ袋にいれておいたサケが無くなっておりヒグマが持ち去って食べた痕跡が発見されたという。


今年は山の木の実などが不作で冬眠をひかえたヒグマが人里近くで目撃されることが多く、このような事件が続くと思わぬ事態がおこる可能性がある。


知床財団では、釣り人は釣ったサケ・マスなどは肌身はなさず持ち歩くか、その都度、車などに保管して事故防止につとめるよう訴えている。


このようなことが続くとヒグマたちは海岸で釣り人を見つけると寄ってくるようになるかもしれずとても危険である。


ことあるごとにマナーの悪さを指摘される釣り人たちも、ついに知床のサケマス釣り禁止といった事態を招きかねないとおもう。


私も先日カラフトマス狙いの釣り人たちによるとおもわれる目にあまる光景を目撃した。


2017年8月20日、知床半島ウトロ側オチカバケ川の林道崩壊現場を調べに行ったときのこと、河口付近の広場には沢山の釣り人の車が駐車していた。



川の方をみて、なにか白い花がいたるところに咲いているが何だろうと思って近づくと、げげーっ、それはおびただしい数のウンコの山でした。


ウンコの上にティッシュペーパーが乗っているので遠目には白い花にみえたのでした。


釣り人がいたるところかまわずキジをうった跡です。


ヒグマが怖くて駐車場所の近くでやるものだから目立つことこの上ない。



この写真には6カ所、あれが写っていますが、とてもこんなものではありません。


確か道北のオホーツク海岸で泊まりがけでサケ釣りをしていた方々はトイレ用のテントを張って簡易トイレを使用しており感心したものでした。


狭い知床では駐車スペースにも事欠く状態なので、こんなことになっているのでしょうか。


一人二人ならともかく何十人何百人もが河口付近で、やると環境破壊にもなりかねない。


なによりも見苦しいことこのうえない。


本州など訪れる人が多い山などでは携帯トイレの持参や簡易トイレブースなどで対処しているようです。


今は10月で植物の花はおおかたおしまいですが、知床の河口では依然白い花が咲き続けているのでしょうか。




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