

Finally in the net after a long battle.
2018-1-17 (木) 晴れ
かみさんの友人の女性で世界中を一人で旅行している人がいます。
今回、彼女から寒中見舞いの葉書がきました。
釣り好きなかみさんへ、アメリカのニジマス釣りの様子の絵はがきです。

1974年9月にペンシルバニア州のペンフレンドのところへ遊びにいったおりに買った古い絵葉書だそうです。

今から44年前のアメリカのニジマス釣りはこんな具合であったことがよくわかります。

ビクを持っていることから、おそらくキャッチアンドリリースの気持ちはなさそうです。
いでたちや長靴タイプのトクナガも時代を感じさせます。

ランデングネットの形状はあまり使いやすそうではなさそうです。
長い闘いのあと、ついにネットに収めた といった写真のようですが かみさんいわく。
こんなサイズなら一気に引っこ抜いたほうが確実だわネ。
この写真を見てすごいと思ったことが、ひとつあります。
それは、このニジマスは放流物、養殖魚、外来魚といった日本の状況とは異なり、ここではれっきとしたネイティブ トラウトであるということです。
時には渚滑川のように生態系破壊の限りを尽くすワースト害魚とされる日本とは異なり、雄大な生態系の正規の一員として存在しているのです。
見事な流れです。滝上町の渚滑川がいくら猿まねをしてもダメです。
本場のニジマスはこんなところに棲んでいるのでしょうか。
after a long battle と言うからにはきっと相当にパワフルなのでしょう。


