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北海道に生息する早春のカワマス(ブルックトラウト)
201X-5-17 (金) 晴れ 暖かい 〜17℃
朝9時。かみさん、F氏と3人で早春のカワマス(ブルックトラウト)などを見にでかけた。
しかし、最初の渓流は林道入り口付近に吹き溜まりとなって積もった雪が100mほどにわたってまだ融けておらず入って行くのは断念。
次にむかった渓流は林道ゲートの100m むこうで林道に冬場の雪の重みで木が倒れ込み、これまた通行不能で断念。
倒木でとうせんぼで狭い林道で何とかターン。
この時期はまだ林道の整備が不十分、このようなパターンで入渓不能になることは日常茶飯事である。
ゲート付近で早春のおいしい山菜コゴミを採った。
最後に 今日の本命、N川水系S川支流上流にある、とある支流へ入った。
夏場は草木の葉が繁って、うっそうとなる渓流だが早春は見通しがよい。雨が降ると川岸は広い湿地帯となるが、この時期足場はしっかりしている。
今は屈曲蛇行しながら平野部を流れる比較的浅い渓流だが意外と流れは速い。
夏場は金魚藻とクレッソンがびっしり繁殖して川面を覆ってしまうのだがこの時期は川面は広くあいている。
雪解け増水のせいかいつもよりは水量やや多く流れが速く、たまりがほとんどないので釣りにくかった。
この川はさらさらと大した水音もなく流れる。
音もなく流れるのはカワマスが生息する渓流の一般的な特徴である。
カワマスもカワマスとオショロコマの雑交F1 も何故かこの日は少なかった。
カワマス純系個体。
カワマスとオショロコマの雑交F1。
結局この日はニジマス若魚1幼魚3 F1 1匹 カワマス2 (1匹撮影前に逃げられた) オショロコマ若魚〜幼魚10 で魚が少なかった。
ニジマス。
純系のオショロコマ。渓流の宝石と言われるオショロコマだが、何故かここのオショロコマたちは美しいとはいえない。
在来のトラウトのいる渓流にカワマスを放すとカワマスは容易に交雑し、 F1には生殖能力がないためそこではカワマスも在来のトラウトも消えてしまうとまことしやかに語られる。
ここでは今のところそのようなことはない。
ここでは この5年は おおざっぱにみると 普段は カワマス純系5-10% F1 が40-45% オショロコマ純系50% といったところでしょうか。
この比率がどのようになってゆくかは経過をみなければわからない。
ここでは、ニジマスがそれに加わるが、他のニジマス生息水域と異なりオショロコマを圧倒してはいない。
別のカワマス生息水域ではさらに アメマスとヤマベが加わるがそこでは不思議なことにオショロコマとカワマスのF1 が見られず産卵時期のオーバーラップが無いのだと考えている。
この渓流にカワマスは放流されたのは恐らく約80年前と思われるが、少なくともこの期間は交雑でオショロコマとカワマスが共倒れに消えてしまうといった事態はおこらなかった。
この日も撮影させていただいた渓流魚たちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。
F 氏が 川岸に広範に自生しているクロユリを少し掘った。庭に移植するという。
山々の残雪がきれいであった。
2時ころ武装解除。 北見へ向かった。
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北海道に生息する早春のカワマス(ブルックトラウト)
201X-5-17 (金) 晴れ 暖かい 〜17℃
朝9時。かみさん、F氏と3人で早春のカワマス(ブルックトラウト)などを見にでかけた。
しかし、最初の渓流は林道入り口付近に吹き溜まりとなって積もった雪が100mほどにわたってまだ融けておらず入って行くのは断念。
次にむかった渓流は林道ゲートの100m むこうで林道に冬場の雪の重みで木が倒れ込み、これまた通行不能で断念。
倒木でとうせんぼで狭い林道で何とかターン。
この時期はまだ林道の整備が不十分、このようなパターンで入渓不能になることは日常茶飯事である。
ゲート付近で早春のおいしい山菜コゴミを採った。
最後に 今日の本命、N川水系S川支流上流にある、とある支流へ入った。
夏場は草木の葉が繁って、うっそうとなる渓流だが早春は見通しがよい。雨が降ると川岸は広い湿地帯となるが、この時期足場はしっかりしている。
今は屈曲蛇行しながら平野部を流れる比較的浅い渓流だが意外と流れは速い。
夏場は金魚藻とクレッソンがびっしり繁殖して川面を覆ってしまうのだがこの時期は川面は広くあいている。
雪解け増水のせいかいつもよりは水量やや多く流れが速く、たまりがほとんどないので釣りにくかった。
この川はさらさらと大した水音もなく流れる。
音もなく流れるのはカワマスが生息する渓流の一般的な特徴である。
カワマスもカワマスとオショロコマの雑交F1 も何故かこの日は少なかった。
カワマス純系個体。
カワマスとオショロコマの雑交F1。
結局この日はニジマス若魚1幼魚3 F1 1匹 カワマス2 (1匹撮影前に逃げられた) オショロコマ若魚〜幼魚10 で魚が少なかった。
ニジマス。
純系のオショロコマ。渓流の宝石と言われるオショロコマだが、何故かここのオショロコマたちは美しいとはいえない。
在来のトラウトのいる渓流にカワマスを放すとカワマスは容易に交雑し、 F1には生殖能力がないためそこではカワマスも在来のトラウトも消えてしまうとまことしやかに語られる。
ここでは今のところそのようなことはない。
ここでは この5年は おおざっぱにみると 普段は カワマス純系5-10% F1 が40-45% オショロコマ純系50% といったところでしょうか。
この比率がどのようになってゆくかは経過をみなければわからない。
ここでは、ニジマスがそれに加わるが、他のニジマス生息水域と異なりオショロコマを圧倒してはいない。
別のカワマス生息水域ではさらに アメマスとヤマベが加わるがそこでは不思議なことにオショロコマとカワマスのF1 が見られず産卵時期のオーバーラップが無いのだと考えている。
この渓流にカワマスは放流されたのは恐らく約80年前と思われるが、少なくともこの期間は交雑でオショロコマとカワマスが共倒れに消えてしまうといった事態はおこらなかった。
この日も撮影させていただいた渓流魚たちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。
F 氏が 川岸に広範に自生しているクロユリを少し掘った。庭に移植するという。
山々の残雪がきれいであった。
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