オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

早春の美しい渓流はオショロコマが消えニジマス繁殖

2018-04-22 22:07:40 | ニジマスによる被害
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早春の美しい渓流はオショロコマが消えニジマス繁殖

201X-5-31 (金) 晴れたり曇ったり 暖かい

暖かい陽気に誘われ 12:00、一人で北見市近郊の美しい渓流へ出発。 



12:55 現地へつきニジマスの多い二股ポイントへ行こうとしたが今年は途中の橋の手前で番号カギがかかっていて林道を進めずそこで駐車。



そこから橋の上流へ向かって入渓し釣り登った。



ほれぼれする立派な美しいたまりが続くが、まったく魚信なくウソみたい。 



先行者がいるのだろうか?。 



しかし釣り人の気配や痕跡はまったくない。



入念に釣り登ったが唯一回小型の魚がアタックしてきたがヒットしなかった。
 


そういえば、このあたりは昨年も魚がいなかった。



林道を番号カギを開けて入ったと思われる林務所関係風の車が2台走っていった。



ぴーぴー、クマよけの呼び子を鳴らしながら、えんえんと魚信がないままひたすら釣り登った。










とうとう二股が見えてきた。













二股手前のいつもニジマスが多いたまりで初めて25cm ニジマスがかかった。




越冬後恐らく産卵行動に参加して間もない時期で、やせて傷が多いニジマスだ。





久しぶりのニジマス釣りでドジをして不覚にも針を呑ませてしまいハリスを切って放した。



強引に針をはずすと組織損傷で必ず死ぬが、こうしてリリース後半年後くらいで口からハリスを出したニジマスを再度釣ったことがあり生存の可能性はゼロではない。



ただ、万一 カワガラスや シマフクロウが釣り針入りの渓流魚を捕らえて食べてしまうと、これはまた別な意味で問題になるかも。
 


その上流の右手支流の合流ポイントで30cmニジマス一匹ヒット。これは、きれいな個体だ。




そこで川をあがり右手支流沿いに少し林道を歩いて最初の橋から川に降りた。





この支流はここから2-300mの間、良いたまりが連続して続く。 








期待していたポイント二カ所には魚信なし。


その後、パラパラと若いニジマスが釣れた。
























3つ目のたまりでも何度流しても魚信なかったが、根がかり覚悟で底近く沈めて流すと やっと20cm ニジマスが食いついた。 




そのすこし上流で 15cm ニジマス一匹かかったが それまで。 



この上流は川が林道から離れるばかりで ずーつとダラダラ川のようなので引き上げることにした。 



橋から川をあがって30分ほど林道を歩くと駐車ポイントまでもどることが出来た。 



2時間半釣り登ったが 林道を歩くと意外と短い区間であった。 




今日は ニジマスが少ないのか、活性が低いだけなのか良く分からない状況であった。 




新緑の森はコゴミが葉を展開してきれい。ここまで大きくなると、もう食不適だけど。






ニリンソウが満開。






少ないが北海道大学の校章にもなっているオオバナノエンレイソウがあった。



オショロコマは 一匹も釣れなかった。



この自然豊かな水域は、かってはオショロコマの楽園のようなところであった。



あるときニジマスが釣れるようになり、その後10年を待たずしてオショロコマは完全に消えた。


今では、このあたりは 多少心ならずも、私の楽しいニジマス釣り場の一つになってしまった。


もはやオショロコマが消えニジマスしかいなくなった渓流でニジマス駆除をしても意味はない。この日釣ったニジマスはすべて丁寧にもとの場所にリリースしました。





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