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ニジマス侵入により大きな変動をきたした渓流環境の変遷。
この日は大物ニジマス狙いで入ったポイントが思いがけなく全くのハズレでした。
その後に入った別の渓流のニジマスポイントではデカニジマス次々に5匹掛けて、不覚にも種々の理由でそれら全てに逃げられた。
何という日だろうか。何となく自信喪失。やる気を無くして帰路につく。
帰路、気が向いて、最近入ったことのなかったとある渓流へ寄ってみた。
そこはかってオショロコマだけはとても多かった。
しかし本流から遡上侵入してきたニジマスが自然繁殖を開始して、たちまちオショロコマが消えてしまって久しい水域だ。
いまだ山岳渓流とまでは言えないダラダラ渓流の水域で所々に良たまりがあり、岸辺はびっしりとフキに覆い尽くされているところが多い。
川岸を覆う背の高いフキのためヒグマとの接近遭遇の恐れのある、どちらかというと嫌いな自然環境だ。
大小のニジマスが次々にかかり、まずはひとしきりニジマスが釣れてきた。
各たまりとも、必ず最初にニジマスが釣れ、次にアメマスがかかった。アメマスはけっこう多い。
おや。 この水域は以前はオショロコマは多かったがアメマスはとても少なかったはずだ。
かっての住人オショロコマたちがニジマスに駆逐され、その間隙をついてアメマスが侵入してきたのではなかろうか。
おそらく、将来的にはそのアメマスも駆逐されニジマス一色になるだろうが、渓流の生態系を変化させる要因は単一とは限らず複雑な場合もあり慎重に経過をみてゆきたいとおもいます。
そんなことを考えながら釣っては撮影、リリースを繰り返した。
最後に思いがけなく、消えてしまったと思っていたオショロコマ良型が 1オスのみ釣れた。感激した。完全には駆逐されてはいなかったようで密かに命脈を保っていたのだ。
今後の状況によっては私の希望的観測として、したたかなオショロコマたちが復活する可能性もあり、この個体はとりわけ丁寧にリリースしました。
2年前からオホーツク各所で広範にササが枯れてゆく現象が見られ、何となく不気味な気配を感じています。オホーツク以外の道内各地のササの状態はいかがでしょうか。
最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。
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何という日だろうか。何となく自信喪失。やる気を無くして帰路につく。
帰路、気が向いて、最近入ったことのなかったとある渓流へ寄ってみた。
そこはかってオショロコマだけはとても多かった。
しかし本流から遡上侵入してきたニジマスが自然繁殖を開始して、たちまちオショロコマが消えてしまって久しい水域だ。
いまだ山岳渓流とまでは言えないダラダラ渓流の水域で所々に良たまりがあり、岸辺はびっしりとフキに覆い尽くされているところが多い。
川岸を覆う背の高いフキのためヒグマとの接近遭遇の恐れのある、どちらかというと嫌いな自然環境だ。
大小のニジマスが次々にかかり、まずはひとしきりニジマスが釣れてきた。
各たまりとも、必ず最初にニジマスが釣れ、次にアメマスがかかった。アメマスはけっこう多い。
おや。 この水域は以前はオショロコマは多かったがアメマスはとても少なかったはずだ。
かっての住人オショロコマたちがニジマスに駆逐され、その間隙をついてアメマスが侵入してきたのではなかろうか。
おそらく、将来的にはそのアメマスも駆逐されニジマス一色になるだろうが、渓流の生態系を変化させる要因は単一とは限らず複雑な場合もあり慎重に経過をみてゆきたいとおもいます。
そんなことを考えながら釣っては撮影、リリースを繰り返した。
最後に思いがけなく、消えてしまったと思っていたオショロコマ良型が 1オスのみ釣れた。感激した。完全には駆逐されてはいなかったようで密かに命脈を保っていたのだ。
今後の状況によっては私の希望的観測として、したたかなオショロコマたちが復活する可能性もあり、この個体はとりわけ丁寧にリリースしました。
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