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オショロコマ7匹、アメマス8匹、ニジマス9匹。
2024-6-14 (金) 曇り 17℃
午前11時15分、北見市の自宅を出発、近郊のとあるオショロコマ、アメマス生息水域に放流ニジマスが侵入して久しい渓流へ、これらの魚たちの勢力関係を見に出かけた。
今から40年ほど前、いわゆるバブル時代に流行し始めたルアーやフライによるカッコいい釣りの対象魚として、この水域には継続的なニジマス放流がしばらく続いた時期があった。
その結果、21世紀初頭頃にはオショロコマとアメマスしかいなかったこの水域は自然繁殖したニジマス一色になってしまった。
その後、バブル崩壊とともにニジマスの継続的放流は終わり、やがて消えてしまったかに見えたオショロコマやアメマスの姿がゆっくりゆっくりと復活し始めて現在に至っています。
ニジマス放流によりいったん消えてしまったオショロコマが復活した例はこの渓流のほかにもいくつか観察してはいるが一般的にはごく稀な現象でです。
普通、私の経験上、単発のニジマス放流ではニジマスが定着し自然繁殖を繰り返してそこにいつくことは稀と思われます。
放流ニジマスが生き残って産卵行動を行うのは一般的にオショロコマの主たる生息域、源流域で、そこではニジマスの卵や幼魚はたちまちオショロコマの餌食になることは容易に推測できます。
在来の渓流魚を駆逐し消滅させニジマス一色の川にするには、源流域のオショロコマ勢力を弱めて、さらにニジマスの卵や幼魚捕食による被害を凌駕するほどの継続的放流が必要と考えています。
すなわち不定期もしくは単発放流のニジマス汚染は、積極的な駆除で釣りきったり、オショロコマによるニジマス卵、稚魚の捕食のため、ニジマスがいつくには至らないと考えています。オショロコマは意外と獰猛で小型ヤマベを捕食することも稀ではありません。
この水域のオショロコマは概して鮮やかさがなくメリハリのないくすんだ外見の個体が多く、ここのオショロコマの特徴と思います。若魚から成魚まで見られましたが、今日は7匹しか釣れず、かってオショロコマが繁栄していた頃の面影はありません。
昼食はコンビニで買った助六寿司が多いのです。こしあん白大福も。
アメマスは白点紋理が小型化し暗色調の外見で、下流域の大型ダムなどのため海との交流が途絶えて半世紀以上、エゾイワナ化して命脈をつないでいる個体群です。この日はあまり大型の個体は見られず、8匹を撮影できました。
アメマス幼魚たち。
この時期、オホーツクに多いクリンソウが満開になります。
継続的ニジマス放流が行われていた頃ほどではないがニジマスは今でもこの水域で最も強い勢力を誇っているかに見えます。
今日、釣れてきたアメマスやオショロコマと比べると大型であること比較にもなりません。幼魚こそ確認できませんでしたが若いニジマスも多く、未だ順調な繁殖行動が行われていることがうかがえます。
もちろん、ほかの二種と比べるとニジマスの釣り味は比較にならないほどの快感で40cmクラスの個体は流れに乗って猛烈な引き、激しい跳躍など3.0mの渓流竿が折れてしまうのではないかと思ったほどでした。この日は9匹を撮影しましたが他に逃げられたニジマスと思われる個体はかなりありました。
帰路、えんえんと原生林の中を走ります。わだちは来るときの私の車のもののみでした。
エゾシカがやたらと多く、野生の王国みたいですがカメラを向けると、たちまち逃げてしまいます。野生だ。
夕食はわが家から車で3分のハンバーグ専門レストランのビクトリア。よせばよかったがステーキ。硬かった。ここでは、迷わずハンバーグを注文すべきです。最近、月に3回はきています。
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2024-6-14 (金) 曇り 17℃
午前11時15分、北見市の自宅を出発、近郊のとあるオショロコマ、アメマス生息水域に放流ニジマスが侵入して久しい渓流へ、これらの魚たちの勢力関係を見に出かけた。
今から40年ほど前、いわゆるバブル時代に流行し始めたルアーやフライによるカッコいい釣りの対象魚として、この水域には継続的なニジマス放流がしばらく続いた時期があった。
その結果、21世紀初頭頃にはオショロコマとアメマスしかいなかったこの水域は自然繁殖したニジマス一色になってしまった。
その後、バブル崩壊とともにニジマスの継続的放流は終わり、やがて消えてしまったかに見えたオショロコマやアメマスの姿がゆっくりゆっくりと復活し始めて現在に至っています。
ニジマス放流によりいったん消えてしまったオショロコマが復活した例はこの渓流のほかにもいくつか観察してはいるが一般的にはごく稀な現象でです。
普通、私の経験上、単発のニジマス放流ではニジマスが定着し自然繁殖を繰り返してそこにいつくことは稀と思われます。
放流ニジマスが生き残って産卵行動を行うのは一般的にオショロコマの主たる生息域、源流域で、そこではニジマスの卵や幼魚はたちまちオショロコマの餌食になることは容易に推測できます。
在来の渓流魚を駆逐し消滅させニジマス一色の川にするには、源流域のオショロコマ勢力を弱めて、さらにニジマスの卵や幼魚捕食による被害を凌駕するほどの継続的放流が必要と考えています。
すなわち不定期もしくは単発放流のニジマス汚染は、積極的な駆除で釣りきったり、オショロコマによるニジマス卵、稚魚の捕食のため、ニジマスがいつくには至らないと考えています。オショロコマは意外と獰猛で小型ヤマベを捕食することも稀ではありません。
この水域のオショロコマは概して鮮やかさがなくメリハリのないくすんだ外見の個体が多く、ここのオショロコマの特徴と思います。若魚から成魚まで見られましたが、今日は7匹しか釣れず、かってオショロコマが繁栄していた頃の面影はありません。
昼食はコンビニで買った助六寿司が多いのです。こしあん白大福も。
アメマスは白点紋理が小型化し暗色調の外見で、下流域の大型ダムなどのため海との交流が途絶えて半世紀以上、エゾイワナ化して命脈をつないでいる個体群です。この日はあまり大型の個体は見られず、8匹を撮影できました。
アメマス幼魚たち。
この時期、オホーツクに多いクリンソウが満開になります。
継続的ニジマス放流が行われていた頃ほどではないがニジマスは今でもこの水域で最も強い勢力を誇っているかに見えます。
今日、釣れてきたアメマスやオショロコマと比べると大型であること比較にもなりません。幼魚こそ確認できませんでしたが若いニジマスも多く、未だ順調な繁殖行動が行われていることがうかがえます。
もちろん、ほかの二種と比べるとニジマスの釣り味は比較にならないほどの快感で40cmクラスの個体は流れに乗って猛烈な引き、激しい跳躍など3.0mの渓流竿が折れてしまうのではないかと思ったほどでした。この日は9匹を撮影しましたが他に逃げられたニジマスと思われる個体はかなりありました。
帰路、えんえんと原生林の中を走ります。わだちは来るときの私の車のもののみでした。
エゾシカがやたらと多く、野生の王国みたいですがカメラを向けると、たちまち逃げてしまいます。野生だ。
夕食はわが家から車で3分のハンバーグ専門レストランのビクトリア。よせばよかったがステーキ。硬かった。ここでは、迷わずハンバーグを注文すべきです。最近、月に3回はきています。
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