にほんブログ村
早春、デカニジマス爆釣。
この日、近郊のニジマス川の支流のひとつに早春のデカニジマス軍団の遡上状況を見に北見市の自宅を出発。 この時期の常だが今日もパトカーがやたらと目につく。人生ラジオ相談番組など聞きながら速度に注意して慎重に走る。
ほどなく目的地に到着。この時期、普通は山奥の林道は日陰部分にはまだ雪が残っており、なにくそとがんばって進むがとうとう四駆のフォレスターでも突破できなくなり苦労してUターンした。
目的の支流は雪解け増水のためかなりの急流になっており本命と目していた場所では25cm ニジマス1匹がスレでかかったのみ。期待していたのだが残念。
夏場と異なり水量多く、流れがきつく、粘ったものの、いつきニジマス20cm1匹 追加のみ。
増水のため期待していた釣り果がなく、おまけに本命の巨大ニジマス軍団の群れの気配が全くない。
しかたなく、いつもはるか遠目にも、なかなかよいたまりだがそこへ到達するのがかなり大変そうなので長らくパスし続けてきたポイントへ向かうことを決心した。
夏場は草木がうっそうと茂り、ヒグマの恐怖から到底侵入する気など起こらないところだが、今日、早春は木々の葉がすっかり落ちてはるか遠くまで見通せる。
たいそう苦労してそこへ到達すると、急流の川なのだがそこだけは深さ 1-2mの穏やかな流れになっていて期待で胸が高鳴る感じ。
おお。ニジマスがライズしている。 振り込むとさっそく良型ニジマスが連続ヒット。
その後, この付近一帯で、嘘みたいに次々に大型ニジマスがかかった。
うぃうぃうぃとテグスが水を切って、かすかな糸鳴り、竿がぶるぶると細かく震えたりする。
40cm級の個体が多いが、とても立派なデカニジマスも混ざる。
精悍な形相の若い♂、老熟した♂、産卵後♀もいる。
まだ産卵前で抱卵している♀もいる。
3.0m の細い渓流竿を思い切り絞り込み、激しく1mほど跳躍したり、息を呑むような テールウォークをしたり、さすがニジマス、冬開け一番の釣りで猛烈なファイトを堪能した。
最後に56cm デカニジマス♀がかかり、さすがにこれは強烈な引きでなかなかランデングネットですくえない。ネットが近づくのを感知して巧みにネットをかわす。10分ほどのやりとりのあと、やっとランデングネットで確保。ネットの中ですぐに浅いかかりの釣り針がはずれ、打ち直して撮影した。
このデカニジマスが暴れまくったせいか、これを最後に急に魚信が遠のいたので潮時と思い、このポイントの釣りを終了とした。
夏場は草木が茂って到達不可能の見えたこのポイントだが今日は、案外到達できそうな気になって強引に侵入、最終的には思いがけず爆釣の結果となった。
最初は気がつかなかったが、こんなところに、まさかの釣り人が入っている痕跡があった。古いごつい竿のボッキリ折れたのが枯れ草の下に打ち捨てられていた。恐らく、普通の釣りマニアではなくこの付近の自然に詳しい地元農家の方が農繁期前のひまつぶしにデカニジマス釣りにきたような感じです。
今日は 幸いにも目的の大型遡上ニジマス軍団に遭遇し、50cm 前後のデカニジマス7本のほか、多数のいつきの良型ニジマスがかかり、なかなかすごい日でした。
ちなみに、かってこの渓流はオショロコマやアメマスが繁栄していましたが、放流ニジマスの自然繁殖がはじまり、今は完全にニジマス一色に占拠されて久しい。
在来種としては、かっての住人のアメマスが 1匹。
雪解け増水で現流域から流されてきたと思われるオショロコマ若魚 1匹が釣れました。
PS: 早春の山奥のデカニジマス釣りは運よく遡上ニジマスの群れにあたるかどうかが唯一の勝負どころで、釣れるか、なにも釣れないかの2択の釣りです。釣り場と時期は経験と運にたよるしかありません。幸いなことには、この年はさらに幸運が続きました。
最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。
にほんブログ村
にほんブログ村
早春、デカニジマス爆釣。
この日、近郊のニジマス川の支流のひとつに早春のデカニジマス軍団の遡上状況を見に北見市の自宅を出発。 この時期の常だが今日もパトカーがやたらと目につく。人生ラジオ相談番組など聞きながら速度に注意して慎重に走る。
ほどなく目的地に到着。この時期、普通は山奥の林道は日陰部分にはまだ雪が残っており、なにくそとがんばって進むがとうとう四駆のフォレスターでも突破できなくなり苦労してUターンした。
目的の支流は雪解け増水のためかなりの急流になっており本命と目していた場所では25cm ニジマス1匹がスレでかかったのみ。期待していたのだが残念。
夏場と異なり水量多く、流れがきつく、粘ったものの、いつきニジマス20cm1匹 追加のみ。
増水のため期待していた釣り果がなく、おまけに本命の巨大ニジマス軍団の群れの気配が全くない。
しかたなく、いつもはるか遠目にも、なかなかよいたまりだがそこへ到達するのがかなり大変そうなので長らくパスし続けてきたポイントへ向かうことを決心した。
夏場は草木がうっそうと茂り、ヒグマの恐怖から到底侵入する気など起こらないところだが、今日、早春は木々の葉がすっかり落ちてはるか遠くまで見通せる。
たいそう苦労してそこへ到達すると、急流の川なのだがそこだけは深さ 1-2mの穏やかな流れになっていて期待で胸が高鳴る感じ。
おお。ニジマスがライズしている。 振り込むとさっそく良型ニジマスが連続ヒット。
その後, この付近一帯で、嘘みたいに次々に大型ニジマスがかかった。
うぃうぃうぃとテグスが水を切って、かすかな糸鳴り、竿がぶるぶると細かく震えたりする。
40cm級の個体が多いが、とても立派なデカニジマスも混ざる。
精悍な形相の若い♂、老熟した♂、産卵後♀もいる。
まだ産卵前で抱卵している♀もいる。
3.0m の細い渓流竿を思い切り絞り込み、激しく1mほど跳躍したり、息を呑むような テールウォークをしたり、さすがニジマス、冬開け一番の釣りで猛烈なファイトを堪能した。
最後に56cm デカニジマス♀がかかり、さすがにこれは強烈な引きでなかなかランデングネットですくえない。ネットが近づくのを感知して巧みにネットをかわす。10分ほどのやりとりのあと、やっとランデングネットで確保。ネットの中ですぐに浅いかかりの釣り針がはずれ、打ち直して撮影した。
このデカニジマスが暴れまくったせいか、これを最後に急に魚信が遠のいたので潮時と思い、このポイントの釣りを終了とした。
夏場は草木が茂って到達不可能の見えたこのポイントだが今日は、案外到達できそうな気になって強引に侵入、最終的には思いがけず爆釣の結果となった。
最初は気がつかなかったが、こんなところに、まさかの釣り人が入っている痕跡があった。古いごつい竿のボッキリ折れたのが枯れ草の下に打ち捨てられていた。恐らく、普通の釣りマニアではなくこの付近の自然に詳しい地元農家の方が農繁期前のひまつぶしにデカニジマス釣りにきたような感じです。
今日は 幸いにも目的の大型遡上ニジマス軍団に遭遇し、50cm 前後のデカニジマス7本のほか、多数のいつきの良型ニジマスがかかり、なかなかすごい日でした。
ちなみに、かってこの渓流はオショロコマやアメマスが繁栄していましたが、放流ニジマスの自然繁殖がはじまり、今は完全にニジマス一色に占拠されて久しい。
在来種としては、かっての住人のアメマスが 1匹。
雪解け増水で現流域から流されてきたと思われるオショロコマ若魚 1匹が釣れました。
PS: 早春の山奥のデカニジマス釣りは運よく遡上ニジマスの群れにあたるかどうかが唯一の勝負どころで、釣れるか、なにも釣れないかの2択の釣りです。釣り場と時期は経験と運にたよるしかありません。幸いなことには、この年はさらに幸運が続きました。
最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。
にほんブログ村
にほんブログ村