T川最源流域に生き残っているオショロコマの特徴と思いがけないニジマスの侵入
T川本流の最源流域は一見オショロコマの聖域をおもわせる。
最源流域ゆえに、とても小型であるがこの渓流に特徴的なオショロコマが幼魚から成魚までみられる。
個体数は決して多いと言えないものの、致命的に少ないと言うほどではない。
外見的特徴としては淡い灰黄色の体色で斑紋・文様がいかにもぼわっとした感じで鮮明さがない。
赤点紋理はオレンジで小さく、鮮明さに乏しい。ヒレや腹部は知床のように赤くなるものはなく、おおむね無着色。
この全体的にぼやけたような色調・紋理は、みなさんすでにお気づきのようにここの川底の状態をとてもよく反映していて、あたかも保護色のように川底にとけ込むのです。より目立つ外観のオショロコマたちは天敵のカワガラス、カワセミ、シマフクロウなどに捕食されやすく、長い経過ののち、現在のような外観のオショロコマに収束してきたのではないでしょうか。
この日は釣り針のかえしによる損傷を避けるため早合わせに徹して、さらにバーブレスの小型の釣り針を用いたが、さすがに釣り上げて手元にくるまでの暴れでよく落っこちた。
実際には撮影できたオショロコマの倍くらいを釣り落としてしまい効率は悪かったが、ある程度は仕方がない釣り方と思います。
水中で手早く撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。
さて、完全なオショロコマの聖域と思っていたが、思いがけず招かざる侵入者、攻撃的外来種ニジマス若魚が2匹釣れて驚いた。まいったな。
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外見的特徴としては淡い灰黄色の体色で斑紋・文様がいかにもぼわっとした感じで鮮明さがない。
赤点紋理はオレンジで小さく、鮮明さに乏しい。ヒレや腹部は知床のように赤くなるものはなく、おおむね無着色。
この全体的にぼやけたような色調・紋理は、みなさんすでにお気づきのようにここの川底の状態をとてもよく反映していて、あたかも保護色のように川底にとけ込むのです。より目立つ外観のオショロコマたちは天敵のカワガラス、カワセミ、シマフクロウなどに捕食されやすく、長い経過ののち、現在のような外観のオショロコマに収束してきたのではないでしょうか。
この日は釣り針のかえしによる損傷を避けるため早合わせに徹して、さらにバーブレスの小型の釣り針を用いたが、さすがに釣り上げて手元にくるまでの暴れでよく落っこちた。
実際には撮影できたオショロコマの倍くらいを釣り落としてしまい効率は悪かったが、ある程度は仕方がない釣り方と思います。
水中で手早く撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。
さて、完全なオショロコマの聖域と思っていたが、思いがけず招かざる侵入者、攻撃的外来種ニジマス若魚が2匹釣れて驚いた。まいったな。
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