明けましておめでとうございます。手元に置きたい絶対的名盤、聴いておきたいジャズシーンを変えたレコード、魂を飛ばす奇盤、不思議な魅力がある珍盤までモダンジャズを中心に幅広く話題にしてきた当ブログは20年目に入ります。ここ数年は不定期更新でしたが毎日多くの方にご覧いただき総訪問者数100万、閲覧数250万を超えました。感謝申し上げます。
正月恒例の福笑いは「Duke's Big 4」を選びました。録音時、エリントンは73歳です。今年は私も同じ年齢になるせいか顔つきが似てきました。ギターは志藤奨さん。店のマネジメントに黒岩静枝さんのスケジュール調整と多忙ですが、そのピッキングのように軽やかにこなします。バンドリーダーの佐々木慶一さん。魂のこもったスティックの一撃は快感ですし、多くのドラムレッスン生を持つ先生でもあります。そしてこのジャケットを作った鈴木由一さん。安定したベースラインでシンガーを支えます。私の根城「DAY BY DAY」の素敵なメンバーです。
1973年に録音されたパブロ盤はジャズ界最大のレジェンドが、それぞれの楽器を極めたジョー・パス、ルイ・ベルソン、レイ・ブラウンと組んだ異色のセッションです。3人は当時40代でしたので御大とは親子ほど年の差があります。緊張と興奮、そして感動。ミスター・ヴァーチュオーゾの流麗なラインに絶妙なシンバルのタイミング、歌心満点の太い低音でアグレッシブなピアノをサポートしています。「Prelude to a Kiss 」や「Just Squeeze Me」というエリントン・スタンダードが新鮮に響くのは世代を超えた一体感と適度の張り詰めた空気感がもたらすのでしょう。
ここ数年ジャズ喫茶の閉店が相次ぎ、それに伴いリスナーも減ったと言われていますが、ジャズ史を彩る名盤がCDと併せてレコードという形で次々と再発されています。レコード店で流れていた4ビートに魅せられて新しいファンが生まれたのも事実です。アルバム選びに迷ったとき、当ブログが指針になれば幸いです。今年もよろしくお願いいたします。
正月恒例の福笑いは「Duke's Big 4」を選びました。録音時、エリントンは73歳です。今年は私も同じ年齢になるせいか顔つきが似てきました。ギターは志藤奨さん。店のマネジメントに黒岩静枝さんのスケジュール調整と多忙ですが、そのピッキングのように軽やかにこなします。バンドリーダーの佐々木慶一さん。魂のこもったスティックの一撃は快感ですし、多くのドラムレッスン生を持つ先生でもあります。そしてこのジャケットを作った鈴木由一さん。安定したベースラインでシンガーを支えます。私の根城「DAY BY DAY」の素敵なメンバーです。
1973年に録音されたパブロ盤はジャズ界最大のレジェンドが、それぞれの楽器を極めたジョー・パス、ルイ・ベルソン、レイ・ブラウンと組んだ異色のセッションです。3人は当時40代でしたので御大とは親子ほど年の差があります。緊張と興奮、そして感動。ミスター・ヴァーチュオーゾの流麗なラインに絶妙なシンバルのタイミング、歌心満点の太い低音でアグレッシブなピアノをサポートしています。「Prelude to a Kiss 」や「Just Squeeze Me」というエリントン・スタンダードが新鮮に響くのは世代を超えた一体感と適度の張り詰めた空気感がもたらすのでしょう。
ここ数年ジャズ喫茶の閉店が相次ぎ、それに伴いリスナーも減ったと言われていますが、ジャズ史を彩る名盤がCDと併せてレコードという形で次々と再発されています。レコード店で流れていた4ビートに魅せられて新しいファンが生まれたのも事実です。アルバム選びに迷ったとき、当ブログが指針になれば幸いです。今年もよろしくお願いいたします。