思いつくままにジャズ雑感を綴ってきたブログも今年の最終稿を迎えました。11年目も毎週欠かさず更新できたのは、いつもご覧いただている皆様のおかげです。コメント欄は毎週ベスト3企画を立てておりますが、500稿以上も書いておりますとスタンダードはほとんど出尽くしました。回を重ねるごとにマイナーな選曲になってきましたが、音源が少ないなか聴き比べてコメント欄を賑わしていただけるのは大変嬉しいことです。
今年は個人的には良い一年でした。黒岩静枝さんを中心に「DAY BY DAY」の仲間たちと札幌ドームで夏に宴会も兼ねて日本ハム・ファイターズを応援するのですが、今年の参加者は過去最高の12人で大いに盛り上がり、試合も延長の末サヨナラ勝ちでした。幹事冥利に尽きます。その甲斐もあり日本一になりました。また、11月には毎年札幌にお越しくださる長野のazumino さん、12月には北海道を初めて訪れた鹿児島のMINGUS54 さんとお会いすることができました。短い時間でしたが、小生の根城でライブを楽しみながら、心行くまでジャズを語り合いました。ブログを通して知り合ったジャズ仲間との交流は至福のひと時です。
最終はエリントン・ナンバーを歌ったクレオ・レーンを選びました。クラシックからポピュラー、ジャズまで八面六臂の活躍で知られるイギリスのシンガーです。バックはマーサ率いるデューク・エリントン楽団で、編曲は夫君のジョン・ダンクワースです。アルバムタイトルの「Solitude」をはじめ「Sophisticated Lady」、「Come Sunday」等、凛としたクレオらしい選曲です。孤高、洗練、敬虔という言葉がそれぞれの曲に当てはまりますが、この格調の高さがエリントンの音楽です。これに強力なスウィングがプラスされて最高のジャズになるのです。ジャズ芸術とはこれを言うのでしょう。
クレオの「月に憑かれたピエロ」やレイ・チャールズと共演した「ポーギーとベス」からこの「Solitude」、クラシックやポピュラー音楽を愛する方がクレオを聴くことによってエリントンの音楽に触れ、そこからジャズへと更に世界が広がるかも知れません。来年も幅広くジャズの魅力を伝えていきますので、引き続きご愛読頂ければ幸いです。毎週ご覧いただいた皆様、そしてコメントをお寄せくださった皆様、今年一年本当にありがとうございました。
九拝
今年は個人的には良い一年でした。黒岩静枝さんを中心に「DAY BY DAY」の仲間たちと札幌ドームで夏に宴会も兼ねて日本ハム・ファイターズを応援するのですが、今年の参加者は過去最高の12人で大いに盛り上がり、試合も延長の末サヨナラ勝ちでした。幹事冥利に尽きます。その甲斐もあり日本一になりました。また、11月には毎年札幌にお越しくださる長野のazumino さん、12月には北海道を初めて訪れた鹿児島のMINGUS54 さんとお会いすることができました。短い時間でしたが、小生の根城でライブを楽しみながら、心行くまでジャズを語り合いました。ブログを通して知り合ったジャズ仲間との交流は至福のひと時です。
最終はエリントン・ナンバーを歌ったクレオ・レーンを選びました。クラシックからポピュラー、ジャズまで八面六臂の活躍で知られるイギリスのシンガーです。バックはマーサ率いるデューク・エリントン楽団で、編曲は夫君のジョン・ダンクワースです。アルバムタイトルの「Solitude」をはじめ「Sophisticated Lady」、「Come Sunday」等、凛としたクレオらしい選曲です。孤高、洗練、敬虔という言葉がそれぞれの曲に当てはまりますが、この格調の高さがエリントンの音楽です。これに強力なスウィングがプラスされて最高のジャズになるのです。ジャズ芸術とはこれを言うのでしょう。
クレオの「月に憑かれたピエロ」やレイ・チャールズと共演した「ポーギーとベス」からこの「Solitude」、クラシックやポピュラー音楽を愛する方がクレオを聴くことによってエリントンの音楽に触れ、そこからジャズへと更に世界が広がるかも知れません。来年も幅広くジャズの魅力を伝えていきますので、引き続きご愛読頂ければ幸いです。毎週ご覧いただいた皆様、そしてコメントをお寄せくださった皆様、今年一年本当にありがとうございました。
九拝