さぁて、今日は何を聴こうか。そうだ、久しぶりにあれをかけよう。いや、そういえば年末のバーゲンで買ったまま針を落としていないあれもあった。と、レコード棚を眺めます。取り出した1枚のレコードからは熱を帯びたアドリブは勿論のこと、そのアルバムの背景やプレイヤーの想い、更には曲に秘められた意味など、色々なものが聴こえてきます。そんなイメージを気の向くまま綴ってきたアドリブ帖も本年最終のアップになりました。
思い返すと初稿は2006年1月2日ですので、今年で7年間書き続けてきたことになります。3年とも5年ともいわれるブログの寿命ですが、こうして長きに亘り毎週更新できたのはいつもご覧いただいている皆様のおかげです。アドリブ帖というタイトルのように思いつくまま書いておりますので、ときに読みづらかったり、解り難い部分もあったかと思われますが、それもアドリブの延長と読み流していただければ幸いです。また、コメント欄はブログの華といわれておりますが、毎週賑わしてくださる皆様に感謝申し上げます。このコメントという大きな支えがあったからこそ毎週欠かさず更新できたといっても過言ではないでしょう。
毎年、最終稿ではバック・クレイトンやコルトレーンのクレッセント等、暮れの定番を話題にしてきましたが、今年はデイヴ・ペルの「クレイジェスト・ドリーム」を取り出しました。原題「I Had The Craziest Dream」は、ハリー・ジェームス楽団のシンガー、ヘレン・フォレストの十八番として有名な曲ですが、インストも名演が多く、ケニー・ドーハムの「静かなるケニー」を想いだされる方もおられるでしょう。このドーハムが東の名演なら、西海岸のベストといえばオクテットという変則編成でハーモニーに厚みを加えたペルのバンドがあります。ジャケット同様、音楽もハーレムのような夢心地を味わえるアルバムかもしれません。
さて、来年はどんな一年になるのでしょう。ジャズを取り巻く状況が変わるかもしれませんが、ジャズを支えるスイングだけは失ってほしくないものです。来年もまたそんなスイング感あふれる名演をレコード棚から取り出します。毎週欠かさず更新を続ける予定ですので引き続きご愛読頂ければ幸いです。毎週ご覧いただいたいた皆様、そしてコメントをお寄せいただいた皆様、本当にありがとうございました。
九拝
思い返すと初稿は2006年1月2日ですので、今年で7年間書き続けてきたことになります。3年とも5年ともいわれるブログの寿命ですが、こうして長きに亘り毎週更新できたのはいつもご覧いただいている皆様のおかげです。アドリブ帖というタイトルのように思いつくまま書いておりますので、ときに読みづらかったり、解り難い部分もあったかと思われますが、それもアドリブの延長と読み流していただければ幸いです。また、コメント欄はブログの華といわれておりますが、毎週賑わしてくださる皆様に感謝申し上げます。このコメントという大きな支えがあったからこそ毎週欠かさず更新できたといっても過言ではないでしょう。
毎年、最終稿ではバック・クレイトンやコルトレーンのクレッセント等、暮れの定番を話題にしてきましたが、今年はデイヴ・ペルの「クレイジェスト・ドリーム」を取り出しました。原題「I Had The Craziest Dream」は、ハリー・ジェームス楽団のシンガー、ヘレン・フォレストの十八番として有名な曲ですが、インストも名演が多く、ケニー・ドーハムの「静かなるケニー」を想いだされる方もおられるでしょう。このドーハムが東の名演なら、西海岸のベストといえばオクテットという変則編成でハーモニーに厚みを加えたペルのバンドがあります。ジャケット同様、音楽もハーレムのような夢心地を味わえるアルバムかもしれません。
さて、来年はどんな一年になるのでしょう。ジャズを取り巻く状況が変わるかもしれませんが、ジャズを支えるスイングだけは失ってほしくないものです。来年もまたそんなスイング感あふれる名演をレコード棚から取り出します。毎週欠かさず更新を続ける予定ですので引き続きご愛読頂ければ幸いです。毎週ご覧いただいたいた皆様、そしてコメントをお寄せいただいた皆様、本当にありがとうございました。
九拝