リヒャルト・ヴァークナーのローエングリンが初演されたゼンパーオーパーの威容。近くで見たかったですが、ツアーではそのまま通り過ぎてしまい「君主の行列」の見学に向かってしまったので、その後、40分程の自由時間の際に再度足を運びました。しかし、この日は上演がなかったようで、ライトアップもされていなかったので暗くて何も見えず。
マイセンからドレスデンは26㎞と近かったのですが、ドレスデンに着いたのは16時頃で、日没時間が早い時期なので、すでに夕闇が迫っていました。フラウエン教会は第2次大戦の爆撃で見るも無惨に破壊されましたが、残骸を集めて修復再建したことで知られる教会です。白っぽい所は新しい材料で修復された箇所で白と黒がパッチワークのように入り交じっています。
ライプツィヒを後にして次ぎに向かったのは陶磁器で有名なマイセン(約90㎞の距離)。工房を訪ねて30分程の制作実演を見学するコースがあって、それを見た後、30分程の買物時間があり、私は買物はしなかったので、館内にあるギャラリーで作品を見て歩きました。ティーカップや皿などの他に写真のような人形の作品もたくさん展示されていて、それはそれで楽しんだのですが、マイセンで時間を費やしたために今回の旅で特に楽しみにしていた街のひとつのドレスデンの観光は日没ぎりぎりになってしまいました。