カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

クロアチアの旅②

2014-05-02 | 海外旅行
  これまでの海外旅行は、もっぱら文化遺産を訪ねるものでしたが、今回は2つの自然遺産が含まれていました。観光の初日はその内のひとつのシュコツィアン鍾乳洞を訪ねます。リュブリャナのホテルを出て高速道路を走ると、すぐに街を抜けて田園風景が広がります。風景はドイツやチェコの旅で見慣れた景色で、前回のスペインの旅で見た乾燥した風景とは大きく異なり草原と森林を基調としていて潤いが感じられます。
 
 やがて枝や幹が折れている木々が目立ってきました。東京で2月に降った湿った大雪で公園などの木々がたくさん折れましたが、それとよく似た折れ方でした。その後、添乗員さんが現地ガイドに尋ねたところスロヴェニアでも2月に広い範囲で霙まじりの大雪が降ったことによる被害だとわかりました。この大雪による森林被害はクロアチアでも見られたので、両国の被害額は相当大きなものになっただろうと想像します。
 
 シュコツィアンでは鍾乳洞に入る前に展望のきく場所まで歩き、鍾乳洞の穴やそこから流れ出る滝を眺めました。
 
 
 シュコツィアン鍾乳洞内は撮影禁止になっているので写真は出口部分だけでしか撮れませんでしたが、写真はその出口の所で撮ったもの。
 
 鍾乳洞は規模が大きく洞内には川が流れていて壮観でした。洞内の気温は12℃ということなので、上着の下に薄手の羽毛ベストを着て入りましたが、歩いている内に体が温まりすぐに脱いでしまいました。  
 シュコツィアン鍾乳洞周辺は豊かな自然が残されていて様々な動植物が見られました。
 オドリコソウは花色が違うもの2種類がありましたが、写真はその内のひとつ。
 
 これはクワガタの仲間の花。
 
 虫は詳しくないのだが、日本では見たことがないヨコバイの仲間と思われる虫。大きさは5ミリくらい。
 
 なんと色鮮やかなトカゲがいて体長は25㎝位あった。今回のツアーは21人でしたがこのトカゲを見たのは私だけだと思う。
 

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