世田谷美術館で開催中の生誕100年を記念した「濱谷浩」展を見に行きました。濱谷浩は日本を代表する写真家の一人。土門拳が1909年生まれなので6歳違いということになりますが、土門が病に倒れて晩年は活動ができなかったのに対して濱谷の方は晩年まで活動が続いたので、土門との年齢差がもう少しあるというイメージを持っていました。
今回の展示は1930年代から60年代に撮られたものが展示されていましたが、写真集「雪国」や「裏日本」としてまとめられた1940年代から50年代にかけた撮影された写真が強く印象に残りました。当時の新潟や山形の農村の姿は現在ではすっかり失われたもので貴重な記録となっていますが、それに留まらず今の私たちに問いかけてくるものを感じます。
今回の展示は1930年代から60年代に撮られたものが展示されていましたが、写真集「雪国」や「裏日本」としてまとめられた1940年代から50年代にかけた撮影された写真が強く印象に残りました。当時の新潟や山形の農村の姿は現在ではすっかり失われたもので貴重な記録となっていますが、それに留まらず今の私たちに問いかけてくるものを感じます。