Zooey's Diary

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イギリスの食事①

2009年09月13日 | イギリス旅行2009
イギリスの朝食は、コンチネンタル・ブレックファーストと比べて
リッチなことで有名です。
口の悪い某作家はその本の中で、イギリスに行ったら朝食だけ食べていれば
いいと書いたくらい…(誰だったか忘れましたが)。

フル・イングリッシュ・ブレックファーストというのは
炒めたベーコン
炒めたキノコ
茹でたソーセージ
フライド・トマト
卵料理(フライド・ポーチド・スクランブルドから選ぶ)
ブラック・プディング
ベイクドビーンズ
これに、シリアル、フルーツ、ジュース、コーヒーか紅茶、トーストなど

ブラック・プディングというのは、ブタのレバーや血で作ったもので
そう聞くとギョッとしますが、それほど癖もなく、食べやすい味でした。
ベーコンは分厚くどっしりとした味、大きなソーセージも食べ応えがあります。
あるホテルでは、丸いブラックプディングの上に太っちょソーセージが鎮座していて
笑ってしまいました。
焼いたトマトというのは日本人には馴染みのないものですが
慣れると、甘味が増すようで美味しい。
あっさりしたトマトソース味のベイクドビーンズは、何処で食べても同じ味だったので
これは缶詰でしょう。
いずれにしても、どれも熱々の料理を熱々のお皿に載せて提供されます。

卵料理はどれにするか、それにつけるソースはどれにするか、
パンはブラウンかホワイトかレーズン入りか、紅茶にするかコーヒーにするか
最初にうるさいほどに訊かれます。
私は普段は、朝はコーヒー党なのですが、せっかくなので
今回はずっと紅茶を頂いていました。
紅茶の本場イギリスでは、何処に行ってもティーバッグだというのは
有名な話ですが、見事にそうでした。
五つ星ホテルのレストランであっても、立派な陶器のティーポットに
ティーバッグが入っていました。
日本では、美味しい紅茶を淹れるには、大き目のポットにたっぷりお湯を入れて
茶葉をジャンピングさせて…などとうるさいのですが、拍子抜けする思いです。
でも逆に言うと、水が違うので(イギリスは硬水)、それでも美味しい紅茶ができてしまう。
逆に、緑茶などは美味しく淹れられないそうです。
やはりその土地に合った飲み物が発達するのだなあと、つくづく思いました。

朝からこんなリッチな朝食を頂くと(完食はとても無理だった)
私などお昼になっても、まだおなかが空かないような感じでした。
そういう時には、軽目のランチがいい。
例えば、リークのスープとパンのセット。
リーク(長ネギの一種)とハムとジャガイモをどろどろに煮込んだもの。
スパイスが効いていて、こってりとして美味しい。
他にも、ローストビーフなどの具をたっぷりはさんだバゲットのサンドイッチ、
ひき肉とジャガイモとタマネギを包んだコーニッシュ・パイ、ご存知フィッシュ&チップスなど
リーズナブルで手軽な食べ物が色々…
うん?
イギリス、おいしいじゃないの!
コメント
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