Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

バルセロナの奇怪な建築物

2010年08月17日 | スペイン旅行2010


バルセロナといったら、やはりサグラダ・ファミリア! 
今年、朝日新聞の、ここをバックにした外尾悦郎氏の写真が入った全面広告を見て、
異国の地のこんな有名な建築物のその現場に、主任彫刻家として関わってるなんて
凄いなあと驚嘆していたのでした。
そして勿論、こんなキッカイなモノを考え出したアントニ・ガウディという人にも。

近くで見れば見るほど奇々怪々な建築物です。
完成までには、あと100年かかるとも200年かかるとも言われているようです。
日本にいる時はなんでそんなにかかるの?と不思議に思っていましたが
近くで見て、分かったような気がする。
何しろ、大き過ぎる、そして細か過ぎる。
そして内部は、通行止めのテープをベタベタ張ってまさに工事中なのですが
まあノンビリやっていること…
何処が働いてるの!?という感じ。
たまたま休み時間だったのかもしれませんが。



魔法使いの家のようなカサ・バトリョ、お伽の国のようなグエル公園、
ぐにゃりと押しつぶされたようなカサ・ミラ、
バルセロナのあちこちにあるガウディの建築物を見るほどに
奇抜なものを考え出す才能に感動しましたが
この人、晩年は乞食も顔負けのボロに身をやつしていたのだそうです。
中丸明の「スペイン5つの旅」という本によると
”1926年6月7日、ガウディは市電にはねられて死んだ。(中略)
が、死後二日間も、この男がかのガウディであると気がついた者はいなかった。”
のだそうです。
Wikipediaにも
”ガウディはミサに向かう途中、路面電車に轢かれた。
晩年身なりに気をつかわなかったため、浮浪者と間違われて手当てが遅れ、
事故の3日後に73歳で息を引き取った。”
と出ています。
コメント (2)
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